2023年8月27日日曜日

8/26(土)17:30~詩人三角みづ紀さん朗読会「うつろう季節と、ただよう言葉と」atペンネンノルデ無事終了!

 今年、新作「週末のアルペジオ」を刊行した詩人・三角みづ紀さんと、
映像:小林大賀さん(今年絵本「謝肉祭」も出版)による朗読会を終えました!
皆さま、ありがとうございます!!
来たいけれど来られなかった方も多いので、次回は是非!!!


よくある朗読会とはだいぶ毛色の異なる、LIVEのような、映画のような朗読会。
今回は今年刊行された「週末のアルペジオ」を月ごとに抜粋して読んでいただきました。

ペンネンノルデでは、サイン&支笏湖ならではのとっておきの言葉(世界に一つ)入りで販売しております。

自称「滑舌が悪い」詩人の声は、とても良い。音楽活動をされていたのを知ったときは大いに納得しました。
言葉より先に生まれたのは音で、音と言葉の境目はないのだと以前の三角さん朗読会TSURUCAFE で感じたこと↓を思い出します。楽器はないけれど、まるで、音楽。


2019.3.31てやんday
『とりとめなく庭が』原画展は〜4/30まて 

詩の世界観とリンクするように投影された映像は小林さんが長年撮りためてきた動画たちの大放出だったそうです。

飛び立つ飛行機、小道を歩く子どもたち、こかげ、雪‥
ありふれた、よく遭遇する、なんてことないはずの光景が、なんだかやけにぐっとくるのは何故だろう。8ミリ映画のような質感。どんなシーンも、かけがえない「日常」であること。

コロナで旅好きのみづ紀さんも自粛を余儀なくされた中、旅ではなく暮らしの中から生まれた言葉たちと映像が相まり高まっていく、この感じ。

漂う映像内の言葉にリンクするように僕らの体も揺れていく。自由にたゆたう。カヌーに揺られているような浮遊感。


共に暮らし、それぞれの制作活動を行うお二人だからつくりだせる唯一無二の世界が拡がっていました。


(詩人お気に入りショット)

小林さんは今後10ヶ月ほどメキシコ滞在制作が決まっているので、お二人揃っての朗読会は2023年度はこれがラストだったそう。き、貴重!!!!


この日は三角みづ紀さんの友人でもあるookamigoccoさんの展示初日(-9/10(日))でもあったので、三角さん個人所有の「巻ぐるみ」もあちこちに。
ネットでは購入不可なので、北海道の方はこの機会にぜひ!

お知らせだらけですが、
小林さんが今年出した絵本「謝肉祭」もサイン入りで販売開始しています!
大人向け、余韻に浸りすぎること必須。


読後の感想を誰かと語り合いたくなる、一冊です。

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