外に出る日が増えてきて、春を感じる。
今日も穏やかなナイスコンディ、canoeing。
物語の始まりは静かであればあるほど良い。
水の上に出るまでをどう使うかで、水の上が決まるように思う。
カヌーに乗りながら徐々にほどけていくお客さんたちの心がくっきりと、とても近しいところで感じられる。いや、近しいというか同じ。同じというか重ね合わせていくような。
カヌーは、「水」と「空」の境界を曖昧にするように、「自己」と「他者」の境界を曖昧にする。
かつての世界がそうであったように。分離が競争を生み、競争は破滅へ向かう。
clear water。
三月の間に、いろんなことがクリアになっていくのだろう、いや、していくのだ。
あれから何か変えられただろうか。
七年前、ぼくは口だけだった。気持ちだけだった。
一番変わったのはぼく自身で、これからもっともっと変わっていくんだろう。変わることをぼくは今までより意識的に望んでいるのだから、変わらないはずがない。
社会が変わるより先にどんどんぼくらが変わっていくのが最も手っ取り早い。
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