雷とヒョウ、虹、闇を越えて、パスポートいらずの北欧へ。
一年には365日の朝がある。
ぼくらは一体いくつもの朝を寝過ごしているのだろう。
日が昇るとき、何をし、日が落ちるとき、何を?
「便利」は時間を節約した。その余った時間でぼくらは一体何ができるようになったのだろう。さもしくなっただけな気がする。
手離した、手放された時間‥いや、実感を取り戻したくて、現代にもカヌー乗りが絶滅の危機を常に感じつつもどうにかこっそり息をひそめているわけで。
what do you live for?
Who do you live for?
ただただ、美しさに酔いしれるためだけに生きる人間がちっとはいてもいいはずだろう。
lake シュマリ。
また行きたいと思える場所に出会え、またここにいられる幸運に感謝。
何かしたいというか、何もしないために何かする。
漕ぎたいというより、漕がないために漕いでいて。
呼吸をするように、当たり前に、自然に、主張せず、風景に溶けこむために、世界の一部になるところまで、音なきカヌーでゆらりゆらりと浮かぶのだ。
この秋一番の冷え込んだ日に川底に潜ってスマホを拾ったそうですが、風邪をひけばいいのにとおもいました
返信削除