メガネだけでなく、今日は髪の毛も凍った。
マイナスは省略するのが北国の常識。
そして、ここ北海道では、「寒気に歓喜す人々」がいる。
『「民」食う人々』もびっくり。
‥ん?
支笏湖だけ?
‥‥んんん?氷濤スタッフだけ?
本当のところは分からない。
「分かっていることは分からないということだけだ。」
沢木耕太郎『深夜特急』より
寒気に目を輝かせる男ども。
冬だけれど、やはり、これも「祭り」なのだ。
何はともあれ、氷で作品作りをするには、プラス気温ではお話にならない。
氷は水に溶ける。
知っているようでちゃんとは知らなかった前提の上に、「氷濤まつり」が成り立っている。
理屈はどうあれ、目の前の真実をあるがままに、驚きと共に慌ただしく受け入れていく。
知識は行動や実践につなげてなんぼ。
頭でっかちにならないように、いつでもどちらも動かしておかないとすぐ錆びる。
心のサビはクレ556でもなかなかとれないから、日々の鍛錬が大事だとぼくは思っている。
寒気がやってきた今日からの一週間で、一気に氷アートが完成する。
写真は父がくれた今年の年賀本。
夏以来なかなか本を読めずにいるなあ。
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