心も身体も面白いくらいに天気につられることに気が付いたのはいつのことだろうか。
快晴なら笑顔。雨は雨で良し。湿度が高いくもりは苦しい。どれもずっと続くとどっと疲れる。
秋晴れの朝。カヌー準備をしがてら、気が付けば水の上。
顔に似合わず、ちょっと洒落っぽい朝ごはんを湖上で食べる人、缶コーヒーを御馳走になる人、自主練に励む人‥
「今日の挨拶は水の上で、でしたね。」
駆け抜ける夏には決してありえなかった、心と身体に余裕あるそれぞれの仕事前の朝。
ああ、もう日が高い。
集中力を高めて指の体操中のだいごろう君。帽子はKAVUのキャップで落ち着いたようです。
90分。一時間半。たった?
この短いはずのツアー中にも、起承転結、山から谷から忙しい。
波風立たない平穏な人生より、あとで疲れると分かってはいても刺激的なのが好き。
その日ごとの条件の中で、その時々のニーズに合わせてぼくらはその都度形を変えて応えていく。
いるようでいない、接客業の理想は透明人間ではないかと、飲食の大先輩たちの本には書いてあった。
まだまだ、ぼくは自分を消せずにいる。
一人ではできないことが二人いれば簡単にできたりするから複数ガイドでツアーに出るのはオモシロイ。
午後からは、支笏湖小学校の先生・生徒たちと大海原へ。
ちょうどよく向かい風も吹いてくれて。
しんどいときに、どう対処するか。カヌーは一人では漕げない。
ここは、とってもいいところ。
一番楽しそうなのは‥
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