ちょいと葉桜モードに入ってはきているものの、いやはや、やはり、美しい。
めでたく陽気な春とはどうも相容れないぼくですが、このサクラは好きです。
去年のサクラ、一昨年のサクラ、どこかのサクラ、いつかのサクラ。
サクラの数だけさまざまな思い出が脳裏に浮かんでは消え、ああ、月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也‥なんて、おくのほそみち、松尾芭蕉。次のテストに出るってよ!
サクラを見て、「きれいだね」と言い合う。
幸せってそういうことだとぼかあ、思うのです。
それ以上も以下もなく、だからどうした、どうなったなんてさして重要ではなくて。
「喋る」という技術はシンプルな故に奥深く、恐ろしくも面白く、それはまさにカヌーワールドに通ずる世界観。
カヌーも、話すことも、愛することも、すべては、音、リズムなのです。
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