2025年3月30日日曜日

夏カヌーから、はるカヌー


2025年、なかなか天気が安定しない3月。
体調やら天候やらにより延期が続いたゲストにようやっと会えました。

‥むむむ?初めて会った気がしないぞ?どこぞのナンパ師のごとく、
『前にもお会いしていますよね?』とすかさずジャブを打つ。


「この時期の水の色を見てみたくて」。

風は時折強かったものの、それすら楽しめるのが一人ではなく、みんなで乗るカヌーならではの強み。

話していくと、夏休みの支笏湖カヌー(どおりで!初めて会った気がしないわけです)で水の上の世界に目覚め、以降定山渓や千歳川等でも体験をしていたらしく、とても嬉しい報告をいただきました。

「夏もきれいだったけど、もっときれい!!」

同じ場所を季節ごとに味わう醍醐味。道民の皆様にこそ通なたしなみ方をしてほしいと密かに目論む私としてはとっても嬉しいツアーでした。

ーーーーー別件追記ーーーーー

カメラについて②
コンパクトカメラは予算がきついのとひとまず防水の「オリンパス タフ5」(現行モデルはタフ7なんですね、5から6になるときにだいぶ進化しているようなので乗り換えも検討中)持っているので落ち着きました。去年は昔安く譲り受けたニコン一眼を使いこなせないなりに使ってきたのですがカヌーの上での出し入れがしんどくかさばるので、今年のツアーはタフかな、と思ってます。

いっぽうそのころ、「写ルンです」(とっておきの一枚を撮る予備。)が高騰化してしまっているとカメラ好きから知らされまして。私は時世に疎すぎたようです。この前800なんぼ?で買えたから知らなかった。


フィルムといえば思い当たったのは懐かしき「チェキ」。去年電車少年が電車を撮るために持っていて随分進化したもんだなと驚いたものです。
調べるとすべてを印刷せずに選択でき、モードを変えれば100通りの遊び方ができるとの「チェキ インスタックス ミニエボ」なんてのもある。こりゃすごい。楽しそう。ツアーのときも盛り上がるんだよなあ。コミュニケーションの道具として◎

「PENTAX17」というフィルムカメラ(ハーフサイズフォーマット=24枚撮りなら48枚撮れる!世知辛い時代に新発売されたその心意気だけで泣ける)が欲しくなっております。
どんなカメラなのかは以下リンクにて。
こちらもどこぞやに落ちていたらお知らせ願いますね。


写真転載させてもらいました→【https://note.com/akausa28/n/n00d16621431a

8万はグッとくる。だいぶ安く上がるのは「コダック」。1万アンダーです。
こちらも今私の中でアツいハーフサイズフォーマットのものがある。写ルンです的存在のお手軽お手頃フィルムカメラ。ボタン押すだけ。若者の間ではかつて入手困難なほどに流行ったらしいですね。(しらんけど。


2025年3月23日日曜日

白いゆき 赤いカヌー


天候がなかなか安定しない今日このごろ。
スロウに生きてます。

先日の秀岳荘北大店の写真家・石川直樹さんから頂戴した有り難いお言葉「自分ズーム」(ズームレンズはズルい)をどう咀嚼しようかとズルいレンズを多用している自分はハッとしました。
思えば僕は石川さんの文章に十代からずっと夢中でおかげで生かされてきたのですが、写真はちゃんと観察していなかったことに今更ながら気づきました。

距離感。これって何においても大切なこと。


単焦点レンズのコンパクトカメラ(ツアーにも持ち運べる小さめのカメラが欲しく)って高いんですね。。
そういえば、作家の安達茉莉子氏もズームできない単焦点、リコーのGRシリーズを使っていたっけ。
GRは以前も知人がべた褒めしていたけどズームできないんじゃ不便だべな、と広い湖で撮影しがちな僕にはピンとこなかった。自分ズーム(自分の足で稼ぎこと)という言葉を聞くまでは(!!)。

自分はリコーではない気がしてライバルとして出ている

(↑リンク先はカメラのキタムラレビュー↓写真もそちらから引用させてもらいました)



落ちてたらお知らせ願います。しかし中古でも10万越えかあ。全然、リコーでも構わないです。

得意の物乞いも終えたところで、
マフィン業務の新たな挑戦にも頭を悩ませたり、あれこれ考える春。

できないことは多いけど、できるようになりたいこと、なるべきことは星の数。
いくつになっても好奇心を錆びつかせぬよう生きていきたい所存。

好奇心、錆びたら終わり、好奇心。

2025年3月19日水曜日

2025シーズンイン


天候が落ち着かず延期していざ!‥いやはや、ばっちりカヌー日和。

水の上は、やっっぱり楽しい。
楽しいときに「楽しいね」ってゲストとその場で共有するのが嬉しい。

操船の醍醐味も後半戦は感じてもらいました。

次はバイカモお花見千歳川でお待ちしてまっす。

2025年3月18日火曜日

今冬一番の振動路面


春だねと言っているとまだまだだよと冬が頑張る、この感じ。

2025年3月16日日曜日

2025.4.12(土) 【本とマフィンと花 そして布小物 さらにカヌー】札幌南区石山ぽすとかん

4月のイベントのご案内です。


◎日時 4.12 
◎時間 11:00-18:00 
◎場所 札幌市南区石山2-3-1-26 ぽすとかん
◎駐車場 有り(10台)


支笏湖ー噴火口(=シミー書房語録)カヌーツアーで出会った南区石山ぽすとかんのニシクルカフェ&軟石やさんに、酸いも甘いも噛み締めてきたイベント仲間とおじゃまします!

【イベントの嗜み方】

①絶品!玉ねぎ不使用ニシクルカレーとコーヒーを淹れる弦楽器フェチのアキさん



人たらし小原さんの話術とかわゆい軟石グッズ


歌うように花を売る朗らか花屋さん(江別)


人生何周目かわからない最年少うちなーんちゅ選書本(白老)


⑤もったいないから生まれたとは思えぬハイセンス布小物(奈井江)


⑥種類の増えすぎたマフィンとニッチな雑貨、謎にカヌーツアー相談・ご予約承ります(支笏湖)


両手にいっぱい春を抱えてもらえたら嬉しいです。


そうそう、ぽすとかんといえば‥軟石!

軟石のふるさとといえば‥支笏湖!

四万年前の支笏湖噴火なくしてぽすとかんは語れず、

このイベントはもしかするとしなくても四万年前から予定されていた事象やもしれません。


#Repost @nisikurucafe 
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イベントのお知らせ

4/12 Sat

「本とマフィンと花

   そして布小物」


冬キンキンに冷えた軟石造りのぽすとかん、

4月には暖かい日差しが降り注ぐことでしょう。

そう願う中、素敵なお店が集まってくれることになりました。


マフィン&カヌーで仲良くしていただいてる支笏湖の「ペンネンノルデ」をはじめ、

素敵でシックな花屋さん(そして楽しい)「comoco」、

どんな本が来るのか楽しみ移動本屋さん「またたび文庫」、

シミー書房さんもお薦めだったのでこちらも楽しみな、布小物「MOTTA.」

魅力的な4店が集まります。


ニシクルカフェでコーヒーを飲みながらゆっくりご覧ください。

お待ちしています!


※ニシクルカフェ、軟石やは通常営業しています。


・・・・・・・・・・

本とマフィンと花

そして布小物 さらにカヌー


出展者と販売品目

・またたび文庫(白老)・・・・本

・ペンネンノルデ(支笏湖)・・・マフィン、キャロットケーキ等焼菓子、本、白樺雑貨、カヌーツアー予約相談

・comoco(江別)・・・切花、ドライフラワー

・MOTTA.(奈井江)・・・ミニバック、ポーチ、スマホケース、ブックカバー、メガネケース、コースター等の布小物


日時

4/12 Sat

11:00-18:00


場所

札幌市南区石山2条3丁目1-26ぽすとかん

ニシクルカフェ

P有 約10台


交通機関

地下鉄「真駒内」駅→じょうてつバス

4番のりば12系統乗車 「石山中央」下車

徒歩1分


@flowerdecorationcomoco

@pennennolde 

@benbecanoecoffee 

@motta1234567890 

@matatabibunko_hon 


#ペンネンノルデ#comoco#またたび文庫#motta.#ぽすとかん#ニシクルカフェ#cafe#札幌#北海道#coffee#企画展 #花#雑貨#布#本#マフィン#焼き菓子#カヌー

2025年3月11日火曜日

3.11 あれから14年

この時期としてはあたたかい。気温10℃、快晴。春の陽気。


ボロボロのメニューを新しくしたり、どんどん進化していくマフィン写真を差し替えたり。
不得手なりに、必要は発明の母だとか云々。

パンの発酵を待つでもなく待ちつつ、知り合いがちらほら来店。
あの人が「(店に)行くよ!」と予告する日は間違いなく賑わう、ペンネンノルデあるある。

近況報告をしつつ、これからのお話も。何かが生まれるかもしれない予感とか。

半径5メートルは、平和な空気に包まれている。

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まさか自家製酵母パンなんざ焼くことになるとはまるで想像していなかった14年前。
新宿西口、正月だったか。電話が鳴ったのはコーヒーショップを出て友人と立ち話をしていたときだったと思う。
「支笏湖に来ないか?」と誘われた。
支笏湖ってどこだっけ?と考えるより早く、『行きます』という言葉が僕の心より早く、口が動いた。

電話の主は洞爺湖時代に出会ったカヌーの先輩。

やっぱりカヌーに人生預けるんだなって、預けたいんだなって、驚きはなかった。
先行きは全く分からないけど、この人とやってダメなら仕方ないって素直に思ったから。
電話を切って「今、また北海道に行くことになった」と脇にいた友人に告げた。

バイクを入手したり、もぞもぞと移動の準備をしていた春先、3.11。
漕いでいる場合か?もっとやるべきことが多発していた。自分の時間と身体はどこに向かうべきなのか。
立ち止まり悩んだ末に、カヌーを選んだ。誰かのためより自分のためをとった。
直視し難い現実であった。

状況や組織に関係性・立場や形、容れ物は歳を重ねる毎に何かしら変わってきたけれど、僕はカヌーを漕いでいられればそれだけで良かった。
曲がりなりにもパドルは手離さずに漕いできた。漕いでいく。


すべての生命に感謝。

2025年3月7日金曜日

帰省と言いつつSHOZO


近所じゃないのに、何度も足を運んでしまう喫茶店。
北海道でお店をやる方々の中にも、影響を与えている場合があったりするようです。
ひとつのカフェが町をつくっていったといいますか。

一度目は大先輩のカフェ男子に連れられて。
二度目は家族におねだりして店主と共に。
三度目は栃木の友人におねだりして店主と。
四度目、支店へ店主と。


人というか、コーヒーというか。味というか。細部というかもっと抽象的な。

どこに座っても居心地が良く。店に宿るナニモノか。
それは見えないけれど、時間が経っても、自分が変わっても、いつもこのお店自体が発しているから感じられるのだろう。

また会いたい人になりたいって思ってきたけど、そんなくだらないエゴよりも、
人柄頼みではない、ついつい足が向いてしまう空間をつくりたいって思った。
それを実現するには水の上なのかなんなのか。

黒磯、1988 CAFE SHOZO
栃木、湘南新宿ラインですぐだから、みんな行ったらいい。

僕の中にも今まで以上に確かなる「SHOZO」が宿りました。