(一日みっちり座学は寺子屋スタイルで蘭越町にて)
数年ぶりに、正確に言うと5年ぶりの受験である。
JSPAカナディアンカヌーの資格は保持しているので今回は
SUP試験を受験してきました。
3つカテゴリーがあるうちの最も入門編である
「ベーシック」(初受験)なので、座学もイージーかなと思い臨みましたが‥
フタを開けると、短時間にぎゅっと凝縮される分逆にアドバンス資格より脳みそが忙しいカラクリ。心の内で泣き叫びました。さすがJSPAクオリティであります。
以前の受験時に比べ、瞬間暗記力の衰えも大いに感じて切なかったです‥
◎資格制度について気になる方は↓
【JSPA】(
一般社団法人 日本セーフティパドリング協会)
ニセコといえばの羊蹄山が毎朝美しかった。
◎動機等
僕は息抜きや下見用などに湖でSUPをやるものの、同じシングルパドルではあるけれど、漕ぎ方の最適解がイマイチ分からずモヤモヤを抱えており、そろそろ解消しておくかと
「事前講習」(実技試験対策)とセットで座学・実技の濃厚な3日間、講師のH2Oアドベンチャー・庵さんの世話になってきました。
SUPはさまざまな協会がありますが、僕は元々カヌーで世話になっており、この団体の質の高さ、マニアック度、信頼度が非常に高く、それを上回りそうな資格が見当たらなかったため。
川霧が美しい検定日和。自主練タイム。
実技開始前。顔見知りもいたりで和やかに。
実技のパドリング項目は
①前進(持ち替え含む) ターンは含まず30メートル往復
②パラレルスタンスでのスピン(その場回転360度)右&左
③サーフスタンスでのスピン360度
●判定の目安:カヤック、オープンカヌー、SUP種目共通
・課題を達成しているか
・各々の技術の目的と効果を理解しているか
・一般的に、無理なく効率の良い身体運動をしているか
・確実な水のキャッチ、正確なストローク、効率の良いフィニッシュがなされているか
・全体の安定感(コントロール、バランス、スムーズさ)が保たれているか
・前進に関してはスピード感があるか
・【SUP】サーフスタンスでのスピンは重心位置を的確に移動しているか
(検定課目PFDより引用)
言葉は簡単ですがこれを体現するには練習が必要です。
さらに
④セルフレスキュー
⑤アシストレスキュー
実技を終えたら【指導技術】。漕げるだけではガイドではないわけで。
ガイドとして人様に何かを教える難しさと面白さを改めて感じられ、カヌーとの共通項、違いなども明確化できて非常に有意義な受験でした。
まだまだ足りないことだらけですが、伸びしろだよねえということで。
一人でツアーを続けているとだんだん視野が狭くなってしまうものですが、この協会と関わると毎度のことながら刺激をいただくと共に身が引き締まります。
来年はカヌーとサップ乗り比べツアーもしようかなあとかイメージを膨らませています。
夏はおかげさまでカヌーに忙しいので冬こそSUP練に励もうと思います。