支笏湖南西方向の沢のひとつに苔の洞門という観光地がかつてあった。
落石により歩くことができなくなり、遠目の展望台から眺めるのみのスポット(僕が初めて行った2011年はこの状態)となり、その後大雨の度土砂流入により閉鎖と開放を繰り返し、完全立ち入り禁止となり早何年?もはや知らない方も増えた幻のスポットである。
ちなみにお隣の「楓沢」は苔の洞門に行きたい人を惹き付けており、今も現役だ。楓沢は広い駐車場などはないので駐車帯を確保できるかが肝だ。モラップキャンプ場近くの広い駐車場から歩くのは確実だがそこそこかかる。
楓沢を風不死岳に行くときに使う登山者もいる。
そんなわけで苔の洞門を模した氷像は、氷濤まつりの華。
雪が降る前、本物のマツを拾いにいき松ヤニにまみれるところから制作は始まる。この作業の日は三流の作業着が必要だ。(べとべとしてその後使えなくなる)
中にはいると針葉樹ならではのスーッと鼻が通る清涼感に包まれる。ここはいったいどこ?極上のトリップ感に包まれる。
支笏湖イチオシスポットは冬だけよみがえるのだ。
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