2025年4月3日木曜日

春の流水トレーニング兼未漕フィールド開拓

一昨年から気になっていた道央圏の川へようやっと。お隣のガイド仲間と行ってきました。
湖も良いけれど、川の刺激も必要です。


気温5℃。水温3.7℃。
ドライスーツ(服の上に着る上下一体型スーツ。濡れない。)様々のお陰でこんな時期から始動できます。


景勝地発見。これはまるで「鵡川」。(分かる人にだけ分かるたとえ)
地形図や水位、Googleマップなどなどを探るだけでは分からないことは非常に多い。

ローカルズな住民の方々に絡まれたり絡んだりすることで教えてもらう未知なる生きた情報。発見、驚き、人懐っこい笑顔。

自分の目で見る。自分の身体で漕ぐ。
景色、生き物、距離感、におい、勾配、水温、水流を感じる。
これがいちばんだいじ~♪ってね。

去年は道東湿原河川にメロメロでした。
今年も未知なる川に出会い、見知った川に通いたい所存。

2025年3月30日日曜日

夏カヌーから、はるカヌー


2025年、なかなか天気が安定しない3月。
体調やら天候やらにより延期が続いたゲストにようやっと会えました。

‥むむむ?初めて会った気がしないぞ?どこぞのナンパ師のごとく、
『前にもお会いしていますよね?』とすかさずジャブを打つ。


「この時期の水の色を見てみたくて」。

風は時折強かったものの、それすら楽しめるのが一人ではなく、みんなで乗るカヌーならではの強み。

話していくと、夏休みの支笏湖カヌー(どおりで!初めて会った気がしないわけです)で水の上の世界に目覚め、以降定山渓や千歳川等でも体験をしていたらしく、とても嬉しい報告をいただきました。

「夏もきれいだったけど、もっときれい!!」

同じ場所を季節ごとに味わう醍醐味。道民の皆様にこそ通なたしなみ方をしてほしいと密かに目論む私としてはとっても嬉しいツアーでした。

ーーーーー別件追記ーーーーー

カメラについて②
コンパクトカメラは予算がきついのとひとまず防水の「オリンパス タフ5」(現行モデルはタフ7なんですね、5から6になるときにだいぶ進化しているようなので乗り換えも検討中)持っているので落ち着きました。去年は昔安く譲り受けたニコン一眼を使いこなせないなりに使ってきたのですがカヌーの上での出し入れがしんどくかさばるので、今年のツアーはタフかな、と思ってます。

いっぽうそのころ、「写ルンです」(とっておきの一枚を撮る予備。)が高騰化してしまっているとカメラ好きから知らされまして。私は時世に疎すぎたようです。この前800なんぼ?で買えたから知らなかった。


フィルムといえば思い当たったのは懐かしき「チェキ」。去年電車少年が電車を撮るために持っていて随分進化したもんだなと驚いたものです。
調べるとすべてを印刷せずに選択でき、モードを変えれば100通りの遊び方ができるとの「チェキ インスタックス ミニエボ」なんてのもある。こりゃすごい。楽しそう。ツアーのときも盛り上がるんだよなあ。コミュニケーションの道具として◎

「PENTAX17」というフィルムカメラ(ハーフサイズフォーマット=24枚撮りなら48枚撮れる!世知辛い時代に新発売されたその心意気だけで泣ける)が欲しくなっております。
どんなカメラなのかは以下リンクにて。
こちらもどこぞやに落ちていたらお知らせ願いますね。


写真転載させてもらいました→【https://note.com/akausa28/n/n00d16621431a

8万はグッとくる。だいぶ安く上がるのは「コダック」。1万アンダーです。
こちらも今私の中でアツいハーフサイズフォーマットのものがある。写ルンです的存在のお手軽お手頃フィルムカメラ。ボタン押すだけ。若者の間ではかつて入手困難なほどに流行ったらしいですね。(しらんけど。


2025年3月23日日曜日

白いゆき 赤いカヌー


天候がなかなか安定しない今日このごろ。
スロウに生きてます。

先日の秀岳荘北大店の写真家・石川直樹さんから頂戴した有り難いお言葉「自分ズーム」(ズームレンズはズルい)をどう咀嚼しようかとズルいレンズを多用している自分はハッとしました。
思えば僕は石川さんの文章に十代からずっと夢中でおかげで生かされてきたのですが、写真はちゃんと観察していなかったことに今更ながら気づきました。

距離感。これって何においても大切なこと。


単焦点レンズのコンパクトカメラ(ツアーにも持ち運べる小さめのカメラが欲しく)って高いんですね。。
そういえば、作家の安達茉莉子氏もズームできない単焦点、リコーのGRシリーズを使っていたっけ。
GRは以前も知人がべた褒めしていたけどズームできないんじゃ不便だべな、と広い湖で撮影しがちな僕にはピンとこなかった。自分ズーム(自分の足で稼ぎこと)という言葉を聞くまでは(!!)。

自分はリコーではない気がしてライバルとして出ている

(↑リンク先はカメラのキタムラレビュー↓写真もそちらから引用させてもらいました)



落ちてたらお知らせ願います。しかし中古でも10万越えかあ。全然、リコーでも構わないです。

得意の物乞いも終えたところで、
マフィン業務の新たな挑戦にも頭を悩ませたり、あれこれ考える春。

できないことは多いけど、できるようになりたいこと、なるべきことは星の数。
いくつになっても好奇心を錆びつかせぬよう生きていきたい所存。

好奇心、錆びたら終わり、好奇心。

2025年3月19日水曜日

2025シーズンイン


天候が落ち着かず延期していざ!‥いやはや、ばっちりカヌー日和。

水の上は、やっっぱり楽しい。
楽しいときに「楽しいね」ってゲストとその場で共有するのが嬉しい。

操船の醍醐味も後半戦は感じてもらいました。

次はバイカモお花見千歳川でお待ちしてまっす。

2025年3月18日火曜日

今冬一番の振動路面


春だねと言っているとまだまだだよと冬が頑張る、この感じ。

2025年3月16日日曜日

2025.4.12(土) 【本とマフィンと花 そして布小物 さらにカヌー】札幌南区石山ぽすとかん

4月のイベントのご案内です。


◎日時 4.12 
◎時間 11:00-18:00 
◎場所 札幌市南区石山2-3-1-26 ぽすとかん
◎駐車場 有り(10台)


支笏湖ー噴火口(=シミー書房語録)カヌーツアーで出会った南区石山ぽすとかんのニシクルカフェ&軟石やさんに、酸いも甘いも噛み締めてきたイベント仲間とおじゃまします!

【イベントの嗜み方】

①絶品!玉ねぎ不使用ニシクルカレーとコーヒーを淹れる弦楽器フェチのアキさん



人たらし小原さんの話術とかわゆい軟石グッズ


歌うように花を売る朗らか花屋さん(江別)


人生何周目かわからない最年少うちなーんちゅ選書本(白老)


⑤もったいないから生まれたとは思えぬハイセンス布小物(奈井江)


⑥種類の増えすぎたマフィンとニッチな雑貨、謎にカヌーツアー相談・ご予約承ります(支笏湖)


両手にいっぱい春を抱えてもらえたら嬉しいです。


そうそう、ぽすとかんといえば‥軟石!

軟石のふるさとといえば‥支笏湖!

四万年前の支笏湖噴火なくしてぽすとかんは語れず、

このイベントはもしかするとしなくても四万年前から予定されていた事象やもしれません。


#Repost @nisikurucafe 
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イベントのお知らせ

4/12 Sat

「本とマフィンと花

   そして布小物」


冬キンキンに冷えた軟石造りのぽすとかん、

4月には暖かい日差しが降り注ぐことでしょう。

そう願う中、素敵なお店が集まってくれることになりました。


マフィン&カヌーで仲良くしていただいてる支笏湖の「ペンネンノルデ」をはじめ、

素敵でシックな花屋さん(そして楽しい)「comoco」、

どんな本が来るのか楽しみ移動本屋さん「またたび文庫」、

シミー書房さんもお薦めだったのでこちらも楽しみな、布小物「MOTTA.」

魅力的な4店が集まります。


ニシクルカフェでコーヒーを飲みながらゆっくりご覧ください。

お待ちしています!


※ニシクルカフェ、軟石やは通常営業しています。


・・・・・・・・・・

本とマフィンと花

そして布小物 さらにカヌー


出展者と販売品目

・またたび文庫(白老)・・・・本

・ペンネンノルデ(支笏湖)・・・マフィン、キャロットケーキ等焼菓子、本、白樺雑貨、カヌーツアー予約相談

・comoco(江別)・・・切花、ドライフラワー

・MOTTA.(奈井江)・・・ミニバック、ポーチ、スマホケース、ブックカバー、メガネケース、コースター等の布小物


日時

4/12 Sat

11:00-18:00


場所

札幌市南区石山2条3丁目1-26ぽすとかん

ニシクルカフェ

P有 約10台


交通機関

地下鉄「真駒内」駅→じょうてつバス

4番のりば12系統乗車 「石山中央」下車

徒歩1分


@flowerdecorationcomoco

@pennennolde 

@benbecanoecoffee 

@motta1234567890 

@matatabibunko_hon 


#ペンネンノルデ#comoco#またたび文庫#motta.#ぽすとかん#ニシクルカフェ#cafe#札幌#北海道#coffee#企画展 #花#雑貨#布#本#マフィン#焼き菓子#カヌー

2025年3月11日火曜日

3.11 あれから14年

この時期としてはあたたかい。気温10℃、快晴。春の陽気。


ボロボロのメニューを新しくしたり、どんどん進化していくマフィン写真を差し替えたり。
不得手なりに、必要は発明の母だとか云々。

パンの発酵を待つでもなく待ちつつ、知り合いがちらほら来店。
あの人が「(店に)行くよ!」と予告する日は間違いなく賑わう、ペンネンノルデあるある。

近況報告をしつつ、これからのお話も。何かが生まれるかもしれない予感とか。

半径5メートルは、平和な空気に包まれている。

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まさか自家製酵母パンなんざ焼くことになるとはまるで想像していなかった14年前。
新宿西口、正月だったか。電話が鳴ったのはコーヒーショップを出て友人と立ち話をしていたときだったと思う。
「支笏湖に来ないか?」と誘われた。
支笏湖ってどこだっけ?と考えるより早く、『行きます』という言葉が僕の心より早く、口が動いた。

電話の主は洞爺湖時代に出会ったカヌーの先輩。

やっぱりカヌーに人生預けるんだなって、預けたいんだなって、驚きはなかった。
先行きは全く分からないけど、この人とやってダメなら仕方ないって素直に思ったから。
電話を切って「今、また北海道に行くことになった」と脇にいた友人に告げた。

バイクを入手したり、もぞもぞと移動の準備をしていた春先、3.11。
漕いでいる場合か?もっとやるべきことが多発していた。自分の時間と身体はどこに向かうべきなのか。
立ち止まり悩んだ末に、カヌーを選んだ。誰かのためより自分のためをとった。
直視し難い現実であった。

状況や組織に関係性・立場や形、容れ物は歳を重ねる毎に何かしら変わってきたけれど、僕はカヌーを漕いでいられればそれだけで良かった。
曲がりなりにもパドルは手離さずに漕いできた。漕いでいく。


すべての生命に感謝。

2025年3月7日金曜日

帰省と言いつつSHOZO


近所じゃないのに、何度も足を運んでしまう喫茶店。
北海道でお店をやる方々の中にも、影響を与えている場合があったりするようです。
ひとつのカフェが町をつくっていったといいますか。

一度目は大先輩のカフェ男子に連れられて。
二度目は家族におねだりして店主と共に。
三度目は栃木の友人におねだりして店主と。
四度目、支店へ店主と。


人というか、コーヒーというか。味というか。細部というかもっと抽象的な。

どこに座っても居心地が良く。店に宿るナニモノか。
それは見えないけれど、時間が経っても、自分が変わっても、いつもこのお店自体が発しているから感じられるのだろう。

また会いたい人になりたいって思ってきたけど、そんなくだらないエゴよりも、
人柄頼みではない、ついつい足が向いてしまう空間をつくりたいって思った。
それを実現するには水の上なのかなんなのか。

黒磯、1988 CAFE SHOZO
栃木、湘南新宿ラインですぐだから、みんな行ったらいい。

僕の中にも今まで以上に確かなる「SHOZO」が宿りました。


2025年3月6日木曜日

数年ぶりの東京


なんやと月日は百代の過客にして‥
街は大きなビルがなくなったり立ったり変化著しく、自分だけ変わらなすぎる感もあるわけだが、曲がりなりにもルーツはひとつ。
今の暮らしとはまるで異なる世界線だが、いろんな暮らし、違いを面白がればいいのだろう。

2025年2月26日水曜日

北海道支笏湖 氷濤まつり2025閉幕!


じゃじゃーーん!!(作者知らず)

昨年会期途中であえなく中止となった悲しみの2024を踏まえ、一週間会期が短くなった2025氷濤まつり。
我々も休日返上で無事に皆勤賞です。(偉い!よくやった!

人に褒めてもらう(期待する)より自分で褒めてあげた方が人生は健やかに回ることも体得しつつあるお年頃です。

まつりは24日間でしたが、ペンネンノルデ、まつり前から数え28連勤。
(偉いいい!!

毎朝の重曹クエン酸水のおかげか梅干しのおかげか、口内炎も発生せず。
足元もまつり前に【ストライドラボニセコ】に出会えたおかげで足指力が増して健やかに立ちっぱなしでいられました。

毎年始まってみないとその年ごとの雰囲気・具合は推察し難く、宝箱みたいなイベントだなって思います。

思えば僕が北海道で越冬するようになってから、2月の思い出はいつも、氷濤まつり。

お越しいただいた皆様(年に一度まつりでだけお会いする方から、まつりよりマフィンな方、通りすがりの観光客の皆様、言葉ではなく心でつながる異国のお客さまなどなど)
関係者各位、皆様のおかげさまで無事に閉幕です。
ありがとうございます!


夏のボートハウスの働きマンによるいぶし銀な氷の秘技でつくられる氷のシャンデリア。

2025年2月23日日曜日

氷濤まつり2025、あと1日!!

皆々様のおかげさまで、氷濤まつりもあと1日!!


いろんな方々の接客をしました。(‥まだ終わってないけど
言語とか関係なく、コミュニケーションは相互に取れて初めて成立するわけで。
言語が邪魔することも多いなあと、改めて。

見えないけれど、心は言葉を越えられる。(‥星の王子さまか

そう強く感じ実践できるから僕の英語はさっぱり上達しません。

言葉は使うもので使われては本末転倒。

まつりを終えたら店は休みが続きます。
閉めてはいても、あしたや納品とかいろいろあって、おかげさまでよく働く2月でっす。

2025年2月17日月曜日

北海道・支笏湖【2025氷濤まつり】は2/24まで


【支笏湖2025氷濤まつり】
10:00-20:00
ライトアップ16:30-20:00
※土日はライトアップ渋滞が起きがちです、早めの行動が吉◎


はてさて。長きにわたるまつりも後半戦に突入!‥皆様会場には勿論行かれましたよね?
こちら夜のアイスウォール
ライトアップ全体はもっとカラフルなのですが個人的にはシンプルな照明が好みです。
青と白だけでやってほしいなと密かに念じてます。(かつてブルーナイトなる催しで開催されたこともあります)
昼も晴れ間と合わせて見ると青いい氷。

前半戦は観光客の方々の動きが札幌雪まつりとも重なるため大変混雑した今冬。
ここからはローカルズが増えてきているように感じます。(マフィン調べ

日が伸びてきたので開幕時は16:30から楽しめたライトアップがこの頃は天候次第ですが17:00(曇り)とか17:30(晴れたら)前後になってきています。太陽の力、凄まじや。


いっぽうその頃、ペンネンノルデは11-18時前後での営業予定です。

陽気なツアーアテンドの方に「本場のイギリス(大味らしい)より断然細やかで催行に美味しい!!!」をいただいたり、
「まつりよりマフィン!」とマフィンまつりだと思っているローカルズがいたり、近くから遠くから、ご愛願誠にありがとうございます。

引き続き、皆様のお越しをお待ちしております!

2025年1月31日金曜日

2025支笏湖氷濤まつりは2/1-24


10:00-20:00
ライトアップは16:30~

はてさて。1/31は千歳市民限定入場可能デーでした。(チケット入手の必要あり)
積雪が少なく(デメリットとしては会場が滑りやすいので注意)、準備もばっちりで氷が厚い厚い。

昼が美しい場所と夜がおすすめのスポットと、それぞれに個性があるので見比べるのがオススメ!です。


夜は「苔の洞門」がド迫力!

ペンネンノルデは日によりけりで18時前後あたりまでの営業になるかと思いまっす!

2025年1月28日火曜日

偏愛道具学44 魔法の靴「ALTRA」

話すと長い足の話をしていいですか。


先日、白老のイケてる本屋またたび文庫さんに ストライドラボニセコ@stride_lab_niseko さんがやってきた。

写真は当日僕が入手した相棒。
(サイズ感は実測+1-1.5㌢ フットシェイプ(3種類)によってサイズ感が異なる場合があるので試履推奨!)

メンズ ティンプ ハイカー GTX TIMP HIKER GTX M [ALTRA アルトラ] 防水 ハイキングシューズ
●↑簡単な特徴●(詳しくは↑)
・防水(ゴアテックス)
・ミッドカット:ローカットより頼もしくて好き
・軽量◎
・グリップ◎
【フットシェイプ】:スタンダードフット
(オリジナル≧スタンダード≧スリム)
(アルトラHPより)

数年靴難民の僕が考えていたのは、夏も冬も使え(北海道は冬は積雪があるので防水モデル狙いで。防水=通気性は落ちるので用途次第)、街にも山にも、何でもできる頼りになるやつ。
3日ほどしか履いていないのでまだ何も言えないが、
アウトソールは「Vibram® Megagrip」
メガって大げさじゃない?と思ったそこのあなたに教えたい。氷が溶けかけのプラス気温(冷え込み厳しい日より0℃付近が一番ツルっと滑る)の暖かい日。BADな雪国の路面でも見事なグリップを発揮してビビっている。

トレラン、ロード等ランニングシューズ系のブランドらしいのでそもそも軽い(僕の夏山の登山靴は革靴の質実剛健ダナーライト。ずっと大事にできるからチョイスしたけど重量差が半端ない、、)し、グリップがこいつは凄まじいから、ワクワクして謎に駆け出してしまった。
走るの、そういえば好きだったもんな。

【アルトラ自体の特徴】(僕の解釈なので多少語弊があるかも)
1.シェイプ:つま先スペースが大きい。足の指がちゃんと稼働するために。本来足は手のように扇型に広がっているもの。窮屈な靴を履いているうちに靴の形に足が収縮されてしまっているのが現代人の足


(アルトラHPより)

中国の纏足ではないけれど、「靴が僕らから自由を奪っていたのかもしれない」なんて目からウロコ!!


左のような指の人には、「Correct Toes」(サイズはXS・S・M・L)このアイテムと併用すると最強。指を開くやつなんだが、医療用である。
とても自然な開き具合となるので、「アルトラ」のようなつま先スペースのある靴との相性抜群、装着したまま靴が履ける。1-2日装着するだけでも効果を感じられる。
これを使うと、いかに今まで足の指たちにちゃんとした仕事を与えてこなかったかと気付かされます。体幹も安定しそうなので、SUPとかもうまくなっちゃいそう。

2.ゼロドロップ:普通の靴はかかとが高くつま先が低い。これによって前へ足が運ばれるのだが、こいつはかかととつま先の高さがない=ゼロ=ニュートラル。

(アルトラHPより)

【アルトラに出会うまでの流れ】

キッカケ①
数年前、友人から「vivobarefoot」をめちゃくちゃ勧められた。

彼は何足もここの靴を所有・愛用していた。周囲の人間にも布教している彼の熱量は凄まじく、興味を持った。「水陸両用シューズ HYDRA ESC JJFなんかガイド業にピッタリじゃない?」と猛プッシュを受ける。
今なら【ストライドラボニセコ】(倶知安駅前)に行けば店頭販売がされているのだが、そのときは道内で見られるお店はなく、各地でイベントとしてインフルエンサー的な方が不定期試履会?を行っていた。
靴は履かずには買えない。
仕事柄土日は動けない我々は指をくわえて妄想していた。

②山登りの知り合いなどから「アルトラ」の噂を聞く。
何だか良いらしい。しかし馴染みがないメーカーすぎてあまり心に響かずに聞き流していく。

2024、12月に足底筋膜炎的症状発症。今回は足底ではなく内くるぶし付近に違和感が出たけど。これが一番の決め手。
今年は降雪が早く12月からもふもふの雪だったのに足が地味に痛み、大人しく過ごさざるを得なかった。。
足の使い方がよくないのか、そもそもここ2年ほど自分の足には合わない靴を無理に履いているのも一因ではないか?と考え出す。

足底筋膜炎といえば‥数年前の冬にも同じような症状を発症したことがある。
あのときは冬の終わり、春先。自転車のペダルを薄いスリッポンでぐいっと踏みしめたら衝撃が足裏に走った。こんなことで傷む?!と落ち込んだ。

どちらも極力足に負荷をかけないように過ごし1・2週間ほどで自然と治まったが共通するのは低気温時の発症。うーむ。身体からのクレームには意味があるはずだ。

かつての都会生活ではめっちゃ歩いて走っていたがこういうトラブルとは無縁だった。湖畔ぐらしのネイチャーな暮らしであるはずだのに車が基本となる生活(夏も座って漕いでばかりだ)で日常的に歩く機会は極端に減り、年も重ね錆びつきやすくなってきたのかなんなのか。人体に詳しい方に伺ってみたいものです。

④白老またたび文庫さんの絶妙すぎるイベントを発見
①数年前、友人からめちゃくちゃ勧められた「vivobarefoot」見れるの!?
②山登りの知り合いなどから聞いていた噂のメーカー「アルトラ」と二本立てやん?!
気になっていたけど、出会う機会を逸していた2つのメーカーが一同に介すとは。
どちらかだけの試履会だと偏った説明を受けるであろうが、どちらも知っている方からお話を聞けるとは願ったりかなったり。というか、倶知安の店に行けば2つとも揃っていたとは!

外反母趾で悩んでいたお客様とかもいらっしゃったので、トラブルは生活を見直す良い機会なのかもしれないと自分も含め思います。
トラブる前に解決するの目指しましょう!(自戒を込めて

もっとアルトラについて知りたい方、足の悩みを密かに抱えている方、歩く楽しさが感じられない靴を履いているそこのあなた、、
お近くの「ストライドラボ」(各地にあるみたいです)でお話を聞いてみてくださいね。
思考的にすんなり信頼できると気持ち良く履けます。

使い心地については、ニセコ店長に「とりあえず一ヶ月履いてみてください」と言われているので、
ひと月後に改めて書ければと思います。

2025年1月23日木曜日

冬のはずが春爛漫のちとせ川

カヌーは一人で漕ぐのと、前に人がいるのとで、流れのある川では特に扱い方が変わってくる。フィールドにもよるけど。


12月はみんな体調不良で断念したちとせ川トレーニングデイ。


秋からの主役の一人、シロザケもうごめいている。
町中を流れるとは思えぬ出会いが当たり前に転がっているのが北海道の素晴らしさの一因であります。
 

2025年1月21日火曜日

久しぶりにゲストから届いたお便り


便利な時代になる前は、ツアーに参加したゲストから時たま嬉しい感想や一緒に撮った写真を同封していただいたりお手紙をいただくことがあった。
この頃はめっきりで、メールのやりとりだったり、SNSで紹介していただくことが多い。(それも嬉しい)
別にそれが欲しくて仕事をしているわけではないけど、なんだろう、届けたいと思ってくれたことが嬉しいわけであります。
僕もアナログ新聞をひっそり書き続けている身なので、人様に常人より便りを出すことが多いのですが、今や郵便番号調べて切手(値段変わりすぎて参る)貼ってペンを手にとって文章を練り、ポストまで歩くってすんごい手間じゃないですか。何工程よ。でも、

その時間、世界のどこかで、誰かが誰かを思っている。‥なんて素敵じゃあないですか。

「ついた餅より心持ち」という言葉を洞爺湖ガイド時代にマツザワパイセン(現支笏ガイドハウスかのあ代表)と知って当時の僕らはダジャレやんと笑い飛ばしてから、あれ、めちゃくちゃこれ深くない?!と感心したものです。
パイセンは忘れてるかもしれないけど、今でもお気に入りの言葉です。

訳すると「餅それ自体も勿論美味しいけど、あなたが私のためについてくれたことそれ自体が何より美味しい(嬉しい)よ、感謝感謝だよ」ってことだと思ってます。

水の上でも陸地でも水商売、接客業に携わっているのですが、水の上に関しては、ゲストとなるだけ丁寧に、顔の見える関係を構築したい。理想。
その場限りだと思ってこなす方が効率的だし省エネなんだけど、なるだけ、相手の負担にならないくらい、重たくならない程度に、ちょうどイイ感じでさりげなく思い入れたい。

忙しい時期はそこまで思えなくなってしまったりもするのですが、難しいこともあるからこそ目指したい、ガイドとしての自分なりの思惑なのでした。ちゃんちゃん。



2025年1月17日金曜日

【偏愛道具学43】MSR デナリクラシックアッセント 9シーズン目の悲劇

「道具は使うためにある。そして使えば壊れる。」(『73回目の知床』新谷暁生さん)

というわけで(?!)、私が愛用し続けているスノーシュー
‐2016年に日本限定で復刻した、スノーシューといえばの代名詞的モデル‐

MSR デナリクラシックアッセント】(2025現在廃盤)のパーツが一つ欠けた。


なんてことはない。ストラップクリップ(固定したゴムベルトの末端がピロピロするのを防ぐパーツ)である。¥163 
秀岳荘白石店に行く友人に買ってきてもらった。有り難や。すぐそこ秀岳荘。頼もしや。


(↑モチヅキHPより転載。)

【モチヅキ修理パーツ】によると、
MSRスノーシューのストラップの寿命は使用有無問わず5年ほどらしい。
劣化による硬化が原因でストラップが切れた場合は他のストラップも同様に劣化している可能性が高い、そうだ。

僕のは8シーズンほど使用しているが、現状、ストラップのゴムもデッキ自体も問題はなさそうだ。当たりが良かったのかしらん。

さらに10年を超えてストラップが切れた場合は本体自体の劣化も疑われるので使用をしないようにと記載がある。
そりゃそうだ。途中で壊れたら困る道具ではあるわけで。

しかし世知辛い世の中なので値段も以前よりだいぶ高価。もはや貴族の遊び道具のようだ。カヌーもだけど。。そのハードルを越えた勇者にのみ開かれる楽園があるわけなのですが。

愛着ある道具の買い替えのタイミングはモノに執着しがちな貧乏性としては悩ましいところ。

道具は使えば壊れるし、悲しいことに使わなくても劣化するわけですが、
使う前にはしっかりと点検をして、必要とあらばえいやと買い替えて安心・安全に楽しみましょう!

2025年1月15日水曜日

冬しか行けない裏山あそび

数年前から行きたくてなかなか行けずにいたお山へようやっと行ってきました。
遊び?いやいや、支笏湖をもっと多角的に知るための立派なフィールドワークでっす!
(鼻息荒く)


猫耳恵庭岳に背中を押されながら、急登をスロウに登る一行。


おやつタイムは、(ルスツの隣)真狩の「ポルク」クッキーに、ペンネンノルデのオーガニックコーヒーを合わせました。こ、この塩っ気、‥うんますぎやしないか!!

下りは爆走。

写真には映らない疾走感。


ウェアや体格によって速度が異なるのも面白い。
メンバーが増えると笑いも絶えないので普段よりひどく疲れましたとさ。(イイ意味で
 

2025年1月13日月曜日

2025.1.12 本屋 de マルシェat またたび文庫(白老)

さて、年明け一発目は白老のイケてる本屋またたび文庫さんイベント「本屋 de マルシェ」に出店してきました。

夏はイベント飽和状態となる北海道ですが冬は雪に阻まれるため極端にイベントが減るわけで、真冬にこんなイベントが近くであったらめちゃくちゃ嬉しいなあと客観的に思います。

「本」というカルチャーはまた、老若男女問わず、誰しもに開かれているのも改めて良いものだなあと永遠の本棚徘徊をしながら感じました。焼菓子店はレディーが圧倒的ですからね。

今年は雪の少ない支笏湖、千歳ですが、白老は例年通り?なのか、道中は夏道で運転しやすいと喜ぶ方とスタッドレスすり減るわというご意見と様々聞こえました。


恵庭から白老へ移住したminmi artさん(ポストカード当店にて販売中)と別室空間におさまりました。

写真は絵‥ではなく樽前の【OWL盆山さん】の世界一良心的価格かと思われる盆栽。この日も、沢山のお客様が盆栽を迎えていました。
ちなみに無数の盆栽を庭で世話する安藤さんや沼田さん曰く、「雪をかぶったほうがあたたかいからいいんだけど」とおっしゃってました。雪がないと寒々しいのは人間も盆栽も一緒なんだなあ。


近郊の苫小牧や千歳・登別・白老などなど太平洋側からのお客様が多かったように思いますが、
昨年は各地のイベントにコンスタントに出てきたおかげか、ハジメマシテより二度目以上、「おいしかったからまた食べたくて」と、嬉しいお言葉を沢山かけていただき恐悦至極のマフィン屋でした。ありが白老。

ー出店仲間ー
@flowerdecorationcomoco 年末から江別千歳白老と同イベントに出店してた顔なじみの江別のお洒落なお花屋さんがまたたび文庫入口をcomoco色に染めてました
@hamaya_18_15 江別より、手作りの滋味深いいお弁当。近所にいたら何度でも頼みたい。
・【Takeura Art Promenade (TAP)】貴重なポロト豚入りの豚汁、染みました。
@kanouchi_coffee 奥様は伊達で二十年近く雑貨屋さんを営んでいたとか。

お越しいただいた皆様、出店の皆様、またたび文庫のはねちゃん、楽しい時間を共有でき嬉しかったです、ありがとうございました!!


ーーーーー
1/19(日) 「Stride Lab POP UP in SHIRAOI」
倶知安駅前にあるトレイルランニング・ランニングショップ「STRIDE LAB NISEKO」さんがまたたび文庫さんにやってくるそうなので、足・靴の悩みがある方は是非とも!
僕もこの頃愛せる靴に出会えてないので相談に行こうと思っています。またたび文庫旦那さま曰く「日本一足に詳しい人」だそうですよ。

@stride_lab_niseko @mac0223

2025年1月11日土曜日

ルスツ通い


多様性に富んだピースフルなスキー場、ルスツ。3月のようなグッドなビューに遭遇ーーっど。
ゴンドラではどこのどなたかわからない方々とくっちゃべり情報交換して楽しみ、
ワイドで素晴らしい雪質を滑り、上りも下りも楽しめてしまう冬の娯楽。

小学生の頃は、長野や山梨にスキー旅行へ連れて行ってもらったが、転ぶのがこわかったのは、アイスバーン状態が基本だったからでもあるんだなあ。
‥と自分の不得手を何かのせいにする術。(良い子は真似しちゃいけません)
どんなコンディションでも滑りこなすのが達人である!

にしても、あの頃の自分に、むしろ転びたくなる、そんな幸せな「雪」があることを教えてあげたいもんです。

冬の北海道は滑らな損損、なのです。

2025年1月6日月曜日

冬しか行かなくなった【七条大滝】


さて、2025年もよろしくお願いいたします。
こちらは正月休みのお散歩先といえばの【七条大滝】
我々にとってはコンビニよりすぐそこ氷瀑。
雪は少なく、冷え込みが続いていたので数年ぶりにナイスなタイミングで鑑賞できました。冷え込みがゆるいと凍らないし氷も落ちてしまうのです。


平地の林道を歩くだけですぐそこ氷瀑。積雪次第ですが、歩きやすい状況なら片道30分ほどでしょうか。
往復すると飽きもきますが、小鳥たちのさえずりは既に春のように賑やかで、歩いた先にこれがあるならまあ頑張れるよなと思います。
スノーシューはなくても行けることが多いですが、滝に近づくためには少し急な坂を下ります。心もとない木柵は信用してはなりません。
不安な場合はここだけ軽アイゼンを履けば安心です。氷に近づきすぎるのもおっかないのでオススメしません。

冬は歩く方がまあいるので踏み跡ばっちりな場合が多く、そうなるとスノーシューを履きたい人には物足りないコースです。スノーシューより歩くのが楽ちんなスノーハイク(歩くスキー)には最適です。

そんなわけで2025年もいろんな未知を歩いて、漕いでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。