2025年1月31日金曜日

2025支笏湖氷濤まつりは2/1-24


10:00-20:00
ライトアップは16:30~

はてさて。1/31は千歳市民限定入場可能デーでした。(チケット入手の必要あり)
積雪が少なく(デメリットとしては会場が滑りやすいので注意)、準備もばっちりで氷が厚い厚い。

昼が美しい場所と夜がおすすめのスポットと、それぞれに個性があるので見比べるのがオススメ!です。


夜は「苔の洞門」がド迫力!

ペンネンノルデは日によりけりで18時前後あたりまでの営業になるかと思いまっす!

2025年1月28日火曜日

偏愛道具学44 魔法の靴「ALTRA」

話すと長い足の話をしていいですか。


先日、白老のイケてる本屋またたび文庫さんに ストライドラボニセコ@stride_lab_niseko さんがやってきた。

写真は当日僕が入手した相棒。
(サイズ感は実測+1-1.5㌢ フットシェイプ(3種類)によってサイズ感が異なる場合があるので試履推奨!)

メンズ ティンプ ハイカー GTX TIMP HIKER GTX M [ALTRA アルトラ] 防水 ハイキングシューズ
●↑簡単な特徴●(詳しくは↑)
・防水(ゴアテックス)
・ミッドカット:ローカットより頼もしくて好き
・軽量◎
・グリップ◎
【フットシェイプ】:スタンダードフット
(オリジナル≧スタンダード≧スリム)
(アルトラHPより)

数年靴難民の僕が考えていたのは、夏も冬も使え(北海道は冬は積雪があるので防水モデル狙いで。防水=通気性は落ちるので用途次第)、街にも山にも、何でもできる頼りになるやつ。
3日ほどしか履いていないのでまだ何も言えないが、
アウトソールは「Vibram® Megagrip」
メガって大げさじゃない?と思ったそこのあなたに教えたい。氷が溶けかけのプラス気温(冷え込み厳しい日より0℃付近が一番ツルっと滑る)の暖かい日。BADな雪国の路面でも見事なグリップを発揮してビビっている。

トレラン、ロード等ランニングシューズ系のブランドらしいのでそもそも軽い(僕の夏山の登山靴は革靴の質実剛健ダナーライト。ずっと大事にできるからチョイスしたけど重量差が半端ない、、)し、グリップがこいつは凄まじいから、ワクワクして謎に駆け出してしまった。
走るの、そういえば好きだったもんな。

【アルトラ自体の特徴】(僕の解釈なので多少語弊があるかも)
1.シェイプ:つま先スペースが大きい。足の指がちゃんと稼働するために。本来足は手のように扇型に広がっているもの。窮屈な靴を履いているうちに靴の形に足が収縮されてしまっているのが現代人の足


(アルトラHPより)

中国の纏足ではないけれど、「靴が僕らから自由を奪っていたのかもしれない」なんて目からウロコ!!


左のような指の人には、「Correct Toes」(サイズはXS・S・M・L)このアイテムと併用すると最強。指を開くやつなんだが、医療用である。
とても自然な開き具合となるので、「アルトラ」のようなつま先スペースのある靴との相性抜群、装着したまま靴が履ける。1-2日装着するだけでも効果を感じられる。
これを使うと、いかに今まで足の指たちにちゃんとした仕事を与えてこなかったかと気付かされます。体幹も安定しそうなので、SUPとかもうまくなっちゃいそう。

2.ゼロドロップ:普通の靴はかかとが高くつま先が低い。これによって前へ足が運ばれるのだが、こいつはかかととつま先の高さがない=ゼロ=ニュートラル。

(アルトラHPより)

【アルトラに出会うまでの流れ】

キッカケ①
数年前、友人から「vivobarefoot」をめちゃくちゃ勧められた。

彼は何足もここの靴を所有・愛用していた。周囲の人間にも布教している彼の熱量は凄まじく、興味を持った。「水陸両用シューズ HYDRA ESC JJFなんかガイド業にピッタリじゃない?」と猛プッシュを受ける。
今なら【ストライドラボニセコ】(倶知安駅前)に行けば店頭販売がされているのだが、そのときは道内で見られるお店はなく、各地でイベントとしてインフルエンサー的な方が不定期試履会?を行っていた。
靴は履かずには買えない。
仕事柄土日は動けない我々は指をくわえて妄想していた。

②山登りの知り合いなどから「アルトラ」の噂を聞く。
何だか良いらしい。しかし馴染みがないメーカーすぎてあまり心に響かずに聞き流していく。

2024、12月に足底筋膜炎的症状発症。今回は足底ではなく内くるぶし付近に違和感が出たけど。これが一番の決め手。
今年は降雪が早く12月からもふもふの雪だったのに足が地味に痛み、大人しく過ごさざるを得なかった。。
足の使い方がよくないのか、そもそもここ2年ほど自分の足には合わない靴を無理に履いているのも一因ではないか?と考え出す。

足底筋膜炎といえば‥数年前の冬にも同じような症状を発症したことがある。
あのときは冬の終わり、春先。自転車のペダルを薄いスリッポンでぐいっと踏みしめたら衝撃が足裏に走った。こんなことで傷む?!と落ち込んだ。

どちらも極力足に負荷をかけないように過ごし1・2週間ほどで自然と治まったが共通するのは低気温時の発症。うーむ。身体からのクレームには意味があるはずだ。

かつての都会生活ではめっちゃ歩いて走っていたがこういうトラブルとは無縁だった。湖畔ぐらしのネイチャーな暮らしであるはずだのに車が基本となる生活(夏も座って漕いでばかりだ)で日常的に歩く機会は極端に減り、年も重ね錆びつきやすくなってきたのかなんなのか。人体に詳しい方に伺ってみたいものです。

④白老またたび文庫さんの絶妙すぎるイベントを発見
①数年前、友人からめちゃくちゃ勧められた「vivobarefoot」見れるの!?
②山登りの知り合いなどから聞いていた噂のメーカー「アルトラ」と二本立てやん?!
気になっていたけど、出会う機会を逸していた2つのメーカーが一同に介すとは。
どちらかだけの試履会だと偏った説明を受けるであろうが、どちらも知っている方からお話を聞けるとは願ったりかなったり。というか、倶知安の店に行けば2つとも揃っていたとは!

外反母趾で悩んでいたお客様とかもいらっしゃったので、トラブルは生活を見直す良い機会なのかもしれないと自分も含め思います。
トラブる前に解決するの目指しましょう!(自戒を込めて

もっとアルトラについて知りたい方、足の悩みを密かに抱えている方、歩く楽しさが感じられない靴を履いているそこのあなた、、
お近くの「ストライドラボ」(各地にあるみたいです)でお話を聞いてみてくださいね。
思考的にすんなり信頼できると気持ち良く履けます。

使い心地については、ニセコ店長に「とりあえず一ヶ月履いてみてください」と言われているので、
ひと月後に改めて書ければと思います。

2025年1月23日木曜日

冬のはずが春爛漫のちとせ川

カヌーは一人で漕ぐのと、前に人がいるのとで、流れのある川では特に扱い方が変わってくる。フィールドにもよるけど。


12月はみんな体調不良で断念したちとせ川トレーニングデイ。


秋からの主役の一人、シロザケもうごめいている。
町中を流れるとは思えぬ出会いが当たり前に転がっているのが北海道の素晴らしさの一因であります。
 

2025年1月21日火曜日

久しぶりにゲストから届いたお便り


便利な時代になる前は、ツアーに参加したゲストから時たま嬉しい感想や一緒に撮った写真を同封していただいたりお手紙をいただくことがあった。
この頃はめっきりで、メールのやりとりだったり、SNSで紹介していただくことが多い。(それも嬉しい)
別にそれが欲しくて仕事をしているわけではないけど、なんだろう、届けたいと思ってくれたことが嬉しいわけであります。
僕もアナログ新聞をひっそり書き続けている身なので、人様に常人より便りを出すことが多いのですが、今や郵便番号調べて切手(値段変わりすぎて参る)貼ってペンを手にとって文章を練り、ポストまで歩くってすんごい手間じゃないですか。何工程よ。でも、

その時間、世界のどこかで、誰かが誰かを思っている。‥なんて素敵じゃあないですか。

「ついた餅より心持ち」という言葉を洞爺湖ガイド時代にマツザワパイセン(現支笏ガイドハウスかのあ代表)と知って当時の僕らはダジャレやんと笑い飛ばしてから、あれ、めちゃくちゃこれ深くない?!と感心したものです。
パイセンは忘れてるかもしれないけど、今でもお気に入りの言葉です。

訳すると「餅それ自体も勿論美味しいけど、あなたが私のためについてくれたことそれ自体が何より美味しい(嬉しい)よ、感謝感謝だよ」ってことだと思ってます。

水の上でも陸地でも水商売、接客業に携わっているのですが、水の上に関しては、ゲストとなるだけ丁寧に、顔の見える関係を構築したい。理想。
その場限りだと思ってこなす方が効率的だし省エネなんだけど、なるだけ、相手の負担にならないくらい、重たくならない程度に、ちょうどイイ感じでさりげなく思い入れたい。

忙しい時期はそこまで思えなくなってしまったりもするのですが、難しいこともあるからこそ目指したい、ガイドとしての自分なりの思惑なのでした。ちゃんちゃん。



2025年1月17日金曜日

【偏愛道具学43】MSR デナリクラシックアッセント 9シーズン目の悲劇

「道具は使うためにある。そして使えば壊れる。」(『73回目の知床』新谷暁生さん)

というわけで(?!)、私が愛用し続けているスノーシュー
‐2016年に日本限定で復刻した、スノーシューといえばの代名詞的モデル‐

MSR デナリクラシックアッセント】(2025現在廃盤)のパーツが一つ欠けた。


なんてことはない。ストラップクリップ(固定したゴムベルトの末端がピロピロするのを防ぐパーツ)である。¥163 
秀岳荘白石店に行く友人に買ってきてもらった。有り難や。すぐそこ秀岳荘。頼もしや。


(↑モチヅキHPより転載。)

【モチヅキ修理パーツ】によると、
MSRスノーシューのストラップの寿命は使用有無問わず5年ほどらしい。
劣化による硬化が原因でストラップが切れた場合は他のストラップも同様に劣化している可能性が高い、そうだ。

僕のは8シーズンほど使用しているが、現状、ストラップのゴムもデッキ自体も問題はなさそうだ。当たりが良かったのかしらん。

さらに10年を超えてストラップが切れた場合は本体自体の劣化も疑われるので使用をしないようにと記載がある。
そりゃそうだ。途中で壊れたら困る道具ではあるわけで。

しかし世知辛い世の中なので値段も以前よりだいぶ高価。もはや貴族の遊び道具のようだ。カヌーもだけど。。そのハードルを越えた勇者にのみ開かれる楽園があるわけなのですが。

愛着ある道具の買い替えのタイミングはモノに執着しがちな貧乏性としては悩ましいところ。

道具は使えば壊れるし、悲しいことに使わなくても劣化するわけですが、
使う前にはしっかりと点検をして、必要とあらばえいやと買い替えて安心・安全に楽しみましょう!

2025年1月15日水曜日

冬しか行けない裏山あそび

数年前から行きたくてなかなか行けずにいたお山へようやっと行ってきました。
遊び?いやいや、支笏湖をもっと多角的に知るための立派なフィールドワークでっす!
(鼻息荒く)


猫耳恵庭岳に背中を押されながら、急登をスロウに登る一行。


おやつタイムは、(ルスツの隣)真狩の「ポルク」クッキーに、ペンネンノルデのオーガニックコーヒーを合わせました。こ、この塩っ気、‥うんますぎやしないか!!

下りは爆走。

写真には映らない疾走感。


ウェアや体格によって速度が異なるのも面白い。
メンバーが増えると笑いも絶えないので普段よりひどく疲れましたとさ。(イイ意味で
 

2025年1月13日月曜日

2025.1.12 本屋 de マルシェat またたび文庫(白老)

さて、年明け一発目は白老のイケてる本屋またたび文庫さんイベント「本屋 de マルシェ」に出店してきました。

夏はイベント飽和状態となる北海道ですが冬は雪に阻まれるため極端にイベントが減るわけで、真冬にこんなイベントが近くであったらめちゃくちゃ嬉しいなあと客観的に思います。

「本」というカルチャーはまた、老若男女問わず、誰しもに開かれているのも改めて良いものだなあと永遠の本棚徘徊をしながら感じました。焼菓子店はレディーが圧倒的ですからね。

今年は雪の少ない支笏湖、千歳ですが、白老は例年通り?なのか、道中は夏道で運転しやすいと喜ぶ方とスタッドレスすり減るわというご意見と様々聞こえました。


恵庭から白老へ移住したminmi artさん(ポストカード当店にて販売中)と別室空間におさまりました。

写真は絵‥ではなく樽前の【OWL盆山さん】の世界一良心的価格かと思われる盆栽。この日も、沢山のお客様が盆栽を迎えていました。
ちなみに無数の盆栽を庭で世話する安藤さんや沼田さん曰く、「雪をかぶったほうがあたたかいからいいんだけど」とおっしゃってました。雪がないと寒々しいのは人間も盆栽も一緒なんだなあ。


近郊の苫小牧や千歳・登別・白老などなど太平洋側からのお客様が多かったように思いますが、
昨年は各地のイベントにコンスタントに出てきたおかげか、ハジメマシテより二度目以上、「おいしかったからまた食べたくて」と、嬉しいお言葉を沢山かけていただき恐悦至極のマフィン屋でした。ありが白老。

ー出店仲間ー
@flowerdecorationcomoco 年末から江別千歳白老と同イベントに出店してた顔なじみの江別のお洒落なお花屋さんがまたたび文庫入口をcomoco色に染めてました
@hamaya_18_15 江別より、手作りの滋味深いいお弁当。近所にいたら何度でも頼みたい。
・【Takeura Art Promenade (TAP)】貴重なポロト豚入りの豚汁、染みました。
@kanouchi_coffee 奥様は伊達で二十年近く雑貨屋さんを営んでいたとか。

お越しいただいた皆様、出店の皆様、またたび文庫のはねちゃん、楽しい時間を共有でき嬉しかったです、ありがとうございました!!


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1/19(日) 「Stride Lab POP UP in SHIRAOI」
倶知安駅前にあるトレイルランニング・ランニングショップ「STRIDE LAB NISEKO」さんがまたたび文庫さんにやってくるそうなので、足・靴の悩みがある方は是非とも!
僕もこの頃愛せる靴に出会えてないので相談に行こうと思っています。またたび文庫旦那さま曰く「日本一足に詳しい人」だそうですよ。

@stride_lab_niseko @mac0223

2025年1月11日土曜日

ルスツ通い


多様性に富んだピースフルなスキー場、ルスツ。3月のようなグッドなビューに遭遇ーーっど。
ゴンドラではどこのどなたかわからない方々とくっちゃべり情報交換して楽しみ、
ワイドで素晴らしい雪質を滑り、上りも下りも楽しめてしまう冬の娯楽。

小学生の頃は、長野や山梨にスキー旅行へ連れて行ってもらったが、転ぶのがこわかったのは、アイスバーン状態が基本だったからでもあるんだなあ。
‥と自分の不得手を何かのせいにする術。(良い子は真似しちゃいけません)
どんなコンディションでも滑りこなすのが達人である!

にしても、あの頃の自分に、むしろ転びたくなる、そんな幸せな「雪」があることを教えてあげたいもんです。

冬の北海道は滑らな損損、なのです。

2025年1月6日月曜日

冬しか行かなくなった【七条大滝】


さて、2025年もよろしくお願いいたします。
こちらは正月休みのお散歩先といえばの【七条大滝】
我々にとってはコンビニよりすぐそこ氷瀑。
雪は少なく、冷え込みが続いていたので数年ぶりにナイスなタイミングで鑑賞できました。冷え込みがゆるいと凍らないし氷も落ちてしまうのです。


平地の林道を歩くだけですぐそこ氷瀑。積雪次第ですが、歩きやすい状況なら片道30分ほどでしょうか。
往復すると飽きもきますが、小鳥たちのさえずりは既に春のように賑やかで、歩いた先にこれがあるならまあ頑張れるよなと思います。
スノーシューはなくても行けることが多いですが、滝に近づくためには少し急な坂を下ります。心もとない木柵は信用してはなりません。
不安な場合はここだけ軽アイゼンを履けば安心です。氷に近づきすぎるのもおっかないのでオススメしません。

冬は歩く方がまあいるので踏み跡ばっちりな場合が多く、そうなるとスノーシューを履きたい人には物足りないコースです。スノーシューより歩くのが楽ちんなスノーハイク(歩くスキー)には最適です。

そんなわけで2025年もいろんな未知を歩いて、漕いでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。