釧路は夕陽が有名だ。「世界三大夕陽」だそうな。バリ島(インドネシア)、マニラ(フィリピン)、釧路(ジャパン)。って並びがなんかすごくないか。
写真は釧路ではないが、道東、某海岸である。晩秋の夕陽はすさまじかった。西高東低ってほんとなのね、ってくらいこの時期の東の晴れっぷりは気分が良い。
支笏湖ではこんな空、もうしばらく見られない。
十勝では「十勝晴れ」と名付けられているけれど、道東ではあえて名付ける必要すらないのだ。何故なら、いつも晴れているから!そう、道東は言葉ではなく、背中で語る男前な風土なのだ。
夕陽は、熱いけどたおやかでしっとりしている。とにかく優しい。見守っていられるちょうどよい光量なのだ。
夏は霧がかることが多い。気温が下がると空気が澄むわけで、秋口がベストであるそうな。
支笏湖の夕陽は山から上がり山へ沈む。それもまた良いのだが、
途中入場だし途中退場だからあまり、日の出日の入りをピンポイントで慈しむ、拝むことはない。
↑11月の支笏湖の夕陽。
といっても美しいし、ちゃっかり眺めてるのだけどね。あの山の先の夕陽を見たいわけですよ。
人間の欲望ってのは、、
海から生まれて海へ落ちる夕陽は、思えばずいぶん久しぶりに見た気がした。
北海道に来るまで僕にとっては水遊びといえば海の思い出が多いが、来道後はカヌーに出会ったことにより淡水がメインフィールドとなった。
朝も夕も、結構真剣に太陽が生まれ沈む様を見守った。
太陽信仰したくもなる。
毎朝、毎夕、シネマティックだ。
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