はてさて、今年最初にして最後の自店イベントを行いました。
本当は夏に計画していたイベントでしたが、日程変更したことで作家・安達茉莉子も加わり、いろんなことが、11月になったことで整ったように思います。
本当は夏に計画していたイベントでしたが、日程変更したことで作家・安達茉莉子も加わり、いろんなことが、11月になったことで整ったように思います。
LIVE後の集合写真。photo by ノリさん。
近くの常連さんから、遠くの初めてお会いするお客様。
番外地・北海道、支笏湖・ペンネンノルデまで足をお運びいただき、誠にありがとうございます!最高な時間を朝から夜まで皆さまと過ごせたこと、本当ーーに嬉しく思います。
今回は乗れないと思われたカヌー。さくっとすき間時間にLIVE前の大和田慧ちゃんと。
午前11:00-12:30 作家・安達茉莉子トークイベント「書いてつくって旅をして」。
「旅とは迎えに行く偶然」等名言を引用しつつ、各人それぞれにとっての旅について語らいました。
室蘭からは「キツネブックス」(週末限定個人書店)さんも駆けつけてくれて有り難や嬉しかったです。
「旅とは迎えに行く偶然」等名言を引用しつつ、各人それぞれにとっての旅について語らいました。
室蘭からは「キツネブックス」(週末限定個人書店)さんも駆けつけてくれて有り難や嬉しかったです。
後半戦は「もちよりRadio」(ポッドキャスト番組)相棒の大和田慧ちゃんも登場。もちよりRadio公開収録のような様相に、もちよりリスナーも多いお客様たちも感激していただけたのでは?!
さらには、もちよりRadioテーマ曲も披露され、最高のフィナーレ。
イベント後は安達茉莉子サイン行列、テイクアウト行列(イベント時間帯以外はテイクアウトのみOKスタイル)と相まってカオスな店内となりました。
昼を挟んで、
15:00~は大和田慧AND田中彬博LIVE!
アッキーはフィンガーピッキングギター(親指・人差し指・中指に付け爪をつけて演奏するからフィンガーピッキング)の名手で、アメリカで開催される世界大会で日本人として初優勝したり、YAMAHAの看板を背負い世界で演奏をする超絶技巧プレイヤー。
京都出身京都育ちながら、北海道に今年移住。きっかけのひとつが我らが支笏湖の美しさであり、なおかつ、実は大和田慧ちゃんの旧友でもあったことが後に判明し、まさかの偶然のご来店から今回ツーマンライブが開催されることとなりました。
一本のギターでベースもドラムも表現する職人技。ん?ギター一本だよね?と目を疑います。
一部を終え、休憩時。ちょうど夕日が。
第二部。お待ちかねの‥
前々日の札幌トランキライザーLIVEにもいたお客様もちらほらと。
茉莉子ちゃんのトークイベント時には明るかった窓の外。歌っていくうちに徐々に夜へ向かっていく感じもまさにLIVE。一緒にいる。一緒に過ごす。贅沢な時間。
生きる喜び、歌う喜び、とろける表情、溢れる愛。尊い。
終演後、写真撮影タイム。
アンコールで再登場。
アッキーリクエストにより「River」という、かつての大和田慧バンド時代の名曲が数年ぶりに演奏されました。
いやはやこれがなんともまた素晴らしく、「今、この瞬間」にこの曲が歌われるのにふさわしいタイミングだったからか、アッキーのギターと慧ちゃんの歌が美しくピタリと、寸分違わず重なり合っていました。
市内の千歳川の情景が僕としては目に浮かびまくり、夏だけでなく春も冬も、季節を問わずに流れ続ける千歳川の心地よいテンポ感、リズムが実は既に、音になっていたことを知りました。
若い時分、僕は夏だけ北海道でカヌーに乗っていました。
そんな旅鳥のような暮らしをしていた僕が、留鳥になるきっかけをくれた千歳川。
衝撃的な景色であるはずなのに、ことさらに主張するでもなく、何でもないように当たり前に流れていくそれらは、通り過ぎる旅とは異なり、支笏湖の非日常的美しさとも異なる、
暮らしに寄り添う、日常的な、さりげないけれど圧倒的なる美しさでした。
生まれ育った場所ではないけれど、自分になかったふるさとーずっと探していた川だったように感じ、この土地から離れ難い思いを僕に抱かせた、とっておきの、世界一の川。
出会った頃のこと、誰と漕いだあれこれが走馬灯のように巡り、
慧ちゃんやアッキー、茉莉子ちゃんにとって懐かしい歌が、僕らにとっては新しく、でも昔から知っていた気もする、不思議な安心感や郷愁も思い起こされる、澄んだ音、川でした。
また会えるその日まで。
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