千歳川が、好きだ

休みday。

目覚めると、上半身にダメージが残っていた。

‥昨日の「カヌーde鬼ごっこ」効果だ。

夏は毎朝、身体がバリバリだった。たった一、二ヶ月前のことが既に懐かしい。

最近は、冬のことばかりに心を奪われて、のらりくらりと漕いでばかりだったなあ。反省、反省。

SKINSのサポートタイツ
（絶賛オススメ品。消耗しきった夜に着ると着ないで翌朝の身体が違います。「着るサプリ」）
で、全身をケアしつつ、
滅多に利用しないコンビニで朝食調達。ワクワク。

am8：30
るんるん、おでかけ気分。naoさんに車を借りた。

★今日のてやんda衣★
（下）
・SKINS/タイツ
・pata/ギ・Ⅱパンツ（薄手の長ズボン）
・Raven/ドライパンツ

（上）
・SKINS/タイツ
・モンベル/WICラグランロングスリーブTシャツ（薄手の長袖）
・ホグロフス/○○フリース（厚手）
・smartwool/ネックウォーマー
・ノース/レインテックスシリーズのどれか

冬の味方、アンダーウェアはまだ活用せず。

雨降りしきる千歳川。釣り人一人見当たらない、静か～な川岸。

晴れたら、遊ぶ。誰でもできる。雨だから、遊ぶ。好きなら、できる。

わ、変なん発見。


どうやらイメトレ中らしい。
右岸にエディー（流れの穏やかな場所）発見。よっし、今だ。バウラダー！（前舵）

カヌー乗りは、いかにしてエディーに入るかで、美や技を競う。

れっつらごー。
紅葉っぷりは、支笏湖と変わらずってところかな。いやー、今日も冷える。

一度も入ったことのないルートに突入したら、

倒木が　大きな顔して　とおせんぼ

いかに乗り切るか、瞬時の判断。

焦りつつも、未知との遭遇に心躍る。

漕ぐたびに、フィールドの印象が変わるのは、天気や季節も勿論ながら、

僕自身と、僕の求めているものも、四季が巡るように移り変わっていくからだろう。

ちとせがわ。千歳川。チトセガワ。シ・コッ。Chitose　river。

初めて自分で漕いだ川。

漕いだことのない川は、有り余るほどにあるけれど、多分これからも、いちばん好きな川。

今年は、一人で千歳川を漕ぐことが多い。

支笏湖には、完成することはないけれど、僕がつくってきたSoto　Cafe「空間」がある。

その空気感‥というか、ひとつの作品‥というか、
目視では確認できないけれど、確かにあるはずの“何モノ”かを、僕はこの川に持ちこみたい。

王子製紙の水力発電用ダム（支笏湖は原発に依らない、水力発電システム！）が途中にいくつあろうとも、水はつながっているはずだから。

「すべての水はローマに通ず」。‥ん？


naokiさんの前に座って、パドルも持たずに、目の前でスピーディーに展開される景色に、
ただただ、圧倒された2008年秋。
憧れの釧路川の匂いを嗅いだときより、ずっとずっと、そそられたことを覚えている。

あの肌感覚、独り占めするには勿体なさすぎる。

一人だと何にも気にしないから、寄り道ばっかりして、なかなか前に進まない。‥陸上でも同じこと、か。

数少ない判別できる樹種。黄色く、ハート型のカツラちゃん。

午後は雷もちょこちょこと鳴りだしました。


シーズン終了まで、あと20日。何度漕いでも楽しい支笏湖、ですよ。