2025年4月27日日曜日

寒いね2025GWと偏愛道具学アンダーウェア考

今日も10℃!はてさて、
昨年は行楽日和でサクラもGW中に珍しく咲いた支笏湖でしたが今年はさぶいさぶい。
しかし子どもは風の子、元気なちびっこたちとカヌーを漕いで泣きわめいたり(寒いと眠くなるよね)笑っています。


が、それにしてもさぶい。。冬なら気の抜ける気温なのに春はひどく寒く感じます。
冬のアンダー着ちゃったよ!
そんなわけでひとりぼっちのアンダーウェア考はじまります。

私がスノーボード・冬山、冬カヌーで重宝しているアンダーウェアといえば‥
patagoniaメンズ・キャプリーン・サーマルウェイト・ボトム(リサイクルポリエステル92%ポリウレタン8%)がGWも活躍してます。
「キャプリーン・サーマルウェイト・クルー」(上半身用)は使ったことがないけど同じく素晴らしいと思われます。
こいつは暖かいけど、程よく通気性もあり、動いていてもオーバーヒート(汗かきにくい)しにくく肌触りもワッフルぽくて◎。結構連投しても臭くなりにくいのもグッド。

こいつのメリノウール(89%)×ポリプロピレン(11%)バージョンが
Teton Bros.(動的保温に強い日本メーカー)のMOB Wool
なのかなあと着たことないなりに推察しています。天然素材×化繊のいいとこ取り的な?!

以前参加した【ストライドラボニセコ】さんの「アルトラ」(裸足の感覚で歩けつま先とかかとの高低差がない靴)布教@白老またたび文庫にて、
ニセコっぽい店長さんが
「MOBウールは街に帰ってもそのまま着ていられる、冬はフーディーが首周り守ってくれて最高」
と絶賛していました。

え、ずっと着てられるの?ウール率高いから着心地は良さそうだなあ。
今の僕のアンダースタイルだと室内では暑くなるから着てられない。着替えないで済めば風邪もひきにくいんでない?
冬の上半身アンダーウェアがないわけではないけどどうもしっくりこない日々を密かに過ごしてきた僕の胸にくさびが打たれた瞬間でした。 

アンダーウェアとの出会いは僕は学生時代のモンベルから始まりまして。やっぱコスパ最高なんですよね。ラインナップの全方位感は凄まじいす。
モンベルもゲスト用ライフジャケットやら何やら今も大変お世話になっております。
パタゴニアにも大変助けられています。

18歳から10年はモンベル・ジオラインアンダーウェア薄手(下半身タイツの七分丈と10分丈は寒さ次第で使い分けるとグッド)をどこに行くにも真夏以外は使い倒しました。
後半は保温も何もなかったけどいつ買い替えたらいいか見失ってもいましたね。なんせ破れないんだもん。

「ジオライン」(化繊)シリーズ(今は薄手・中厚手使用中)はタフさが最高なので買い替えて使用していますが、年を取ったのかしら、汗冷えするなあ(上半身の話)と真冬は顕著に感じ、

「ウール」シリーズは保温性は最高だけど運動量の多いアクティビティだとオーバーヒートしがちなので使い道が絞られる。
・薄手:冬山歩きや通常気温のスノーボード時に。大体パタゴニアR1フリースと合わせがち
・厚手:低気温時のゲレンデスノーボード、真冬カヌーに使用)
冬カヌー(じっとしてるから運動量低い)にはウール厚手最高ですけどね。
ウールは薄手が汎用性が高いけど、天然素材100%の薄手は本当に薄いのでセンシティブ故脱ぎ着で破れやすい。

整理すると、着心地の良さにもうるさくなってきた中年としてはジオラインとウールのいいとこ取りがもしかしたらMOBウールなら叶うのかもしれない。‥着たことないから知らんけど。




 

2025年4月23日水曜日

ゴミ拾い三昧 支笏湖 BLUE CLEAN DAY

ゴミといってもこちらは、氷濤まつりの夢の跡地ゴミ拾いなわけですけど。

世界の終わりのハードボイルド風味のゴミ拾い風景。みんな観光業に勤しむ系なので早朝の活動。
はて、GWにここは駐車場として無事オープンするのか!!?(夏は少しお高い駐車場)させねばならぬわけですが、あまりに氷が強靭に作られると会期中は安心・最高ですが、解体に時間がかかる新事実。。

午前は「BLUE CLEAN  DAY」(道新掲載)と題された水中&水上&川岸ゴミ拾い。
国民休暇村さんなどなども出動。
支笏湖といっても広いので、各地で活動するガイド業者もゴミの名の元に集いました。


ご存知右手:なおきさん(支笏ガイドハウスかのあ代表)と板谷さん(オーシャンデイズ代表)。
肌寒い中、開会の儀。



オーシャンデイズご夫妻が身を挺して潜る→拾い上げたゴミをカヌーマンに預ける→陸地班へ渡すという作戦。
ゴミを拾うにはSUPよりカヌー。ということで器用なグレートアドベンチャーのSUPガイドもこの日はカヌー。

一緒にゴミ拾ったガイド陣営
・【支笏ガイドハウスかのあ】(支笏湖)

・【オーシャンデイズ】(支笏湖・積丹)

・【北海道グレートアドベンチャー】(支笏湖・余市など)

・【K-LABO】(支笏湖・洞爺湖・余市など)

・【EzoNatureACT】(モラップ)

・【Sup&Wind波笑風】(美笛)


2025年4月22日火曜日

はじめましての【新冠川カヌー】~春の流水トレーニング兼未漕フィールド開拓

一昨年から気になっていた道央圏の川・【新冠川】へようやっと。お隣のガイド仲間と行ってきました。ネットでは釣り情報が目立ち、カヌー的情報はあまり拾えませんでした。
湖も良いけれど、川の刺激も必要です。


オンでもオフでも関係なく、最も忘れてはならない極上コーヒータイム。
この日は自家焙煎デカフェのオーガニックドリップバッグにペンネンノルデ店主試作のバナナブレッド持参。‥うーん、最高やないかい。


気温5℃。水温3.7℃。
ドライスーツ(服の上に着る上下一体型スーツ。濡れない。)様々のお陰でこんな時期から始動できます。


大きすぎない倒木が程よく、いやらしくアウトコースに現れます。
水量も多い時期を狙ってはいますが、全体的に浅めなのでカヌーコントロールの精度が低い方にはオススメしません。



前半部にて景勝地発見。これはまるで「鵡川」。(分かる人にだけ分かるたとえ)
地形図や水位、Googleマップなどなどを探るだけでは分からないことは非常に多い。


明和橋下流にある区間中唯一のいやらしい人工物「頭首工」。
車回送時に左岸陸地からスカウティングもできます。
右岸側の階段は魚道。ですが、干からびてます。
数年前の大雨により上流を倒木が塞ぎ、以降放置されたままとのこと。(ローカル釣り吉情報)
右岸ポーテージ(カヌーを運ぶ)も短い距離で済むので、ここは慎重に判断を。

なかなか健康的な水の色!さらに南東方面の名川・「日高幌別川」も彷彿させます。


太平洋を目前に一気に視界が開けてゴーール!
右岸の「日高判官館青年の家」さんの駐車場をお借りしました、ありがとうございます!

ローカルズな住民の方々に絡まれたり絡んだりすることで教えてもらう未知なる生きた情報。発見、驚き、人懐っこい笑顔。

自分の目で見る。自分の身体で漕ぐ。
景色、生き物、距離感、におい、勾配、水温、水流を感じる。
これがいちばんだいじ~♪ってね。

去年は道東湿原河川にメロメロでした。
今年も未知なる川に出会い、見知った川に通いたい所存。

デルモは川仲間:のむらきゅん(かのあ)でした。

手書きの川新聞も今回は作成したので、さらに新冠川の詳細が気になる方はお店までどうぞ。

2025年4月20日日曜日

冬と春の色のちがい


11月のヒメマス産卵を目撃したゲストと。
同じ場所だけど、季節が違うとこうも水の色って変わるのか!!と驚き。
漕げば漕ぐほど深まる驚き、プライスレス。

2025年4月17日木曜日

2025.4.12(土) 【本とマフィンと花 そして布小物 さらにカヌー】札幌南区石山ぽすとかん‥を終えて

はてさて。4/12のイベント報告です。


すこぶる天気もよく、あたたかな日。
無事に江別の花屋「COMOCO」さんも小ぶりなカヌーも軟石でできた「ぽすとかん」店前に配置完了。


支笏湖は前日一日中(珍しすぎる!!)凪いでいたのですが、それはそれで時間-世界が止まってしまったのではないかとの錯覚にも陥るもので。
店前の世界の動きがなさすぎて見続けるにはなかなか精神的にしんどいものがありました。‥贅沢でしょう。

「真綿で首を絞められる」ってのはこういうことだなと空気が固まってしまったような、息苦しさの中で思いました。
風や波が変化を起こしてくれることで時間の流れを体感できる。
変化。変わ(れ)るのが人間だし自然だし、生きることなんだろうと思います。
とまること-停滞も時には必要だけど、こうして強いられるのは地獄ですね。


翌朝は(朝だけ!今だけ。いつか消える。これがいい)素晴らしい景色。
もういいよと思いつつ晴れ間と朝の澄んだ空気で眺める凪は格別であります。

「こんな日(THE行楽日和)は支笏湖にみんな来ちゃうかな」と話しながら大好きな「ぽすとかん」へゴーゴー。
そんな杞憂はなんのその、皆さま朝から昼から夕方から、足をお運びいただき、喉が乾く乾く。
支笏湖や千歳川でカヌーに乗ったお客さまにもたくさん会えたし、カヌーが気になっているけれどまだ乗ったことがない方々との乗る前から始まるカヌートークで楽しませてもらいました。


奈井江から2時間かからないことにこだわる【MOTTA.】さん。心の距離は近いよってことで。
春らしい彩り。小樽で今後は長いポップアップがあるそうなので、気になる方はそちらもぜひ。


白老から、支笏湖の春凪を目撃してきた【またたび文庫】さん。
まるで元々ここ本置いていたのかな?という馴染み方。
今年はポロト湖のインフォメーションセンターに日替わり常駐もしているそうですよ。


マフィンも大好評で焼き足りませんでした、ありがたや!

ニシクルカフェ周りにはさまざまなアーティストも多く、普段は出会えない職種の方々と関わるのも楽しかったです。
イベントのためにニシクルカフェの店主とコラボしたカヌー新聞もニシクルカフェ、ペンネンノルデにまだ在庫あるので気になる方はコーヒー飲みがてらにもらってくださいねー。




ぼくは新田次郎さんの「アラスカ物語」を購入。土曜日のラジオ「山カフェ」でよく新田次郎さんの作品が朗読されるのでずっと気になっていたのです。
素晴らしい筆致。小説家すっっげええ。気分は完全にフランク安田。もはやフランク安田が好きなのか新田次郎が好きなのかわからない。
類まれなる先人がいるから植村直己さんも北極に歓迎されたりの歴史に連なっているのだなあ。去年は川﨑秋子さんにドハマリしましたが、今年は新田次郎イヤーになりそうです。

写真は星野道夫さん。

お越しいただいた皆さま、お店の方々、大変楽しい時間をありがとうございます!
 


2025年4月11日金曜日

2025ほぼ春凪ようやっと!~なかなか出艇できないスタート地点

‥絵画みたいでしょう!(自分のことより格段に得意げになっちゃうのは何でしょう)

川底がとっても美しい。軽石ゾーンが例年より拡がっている?のか、いつも以上に美しい春色のツアースタート地点。これだけで見る甲斐があるってなもんです。

今年の上半期は札幌納品が月1→月2になっております。
第二水曜付近&第四木曜は真駒内の自然食品店「あしたや」(真駒内駅すぐ。駐車場も有り。東光ストアさんが目印)さんに納品のためお店はお休みになることが大半です。

こうなると札幌ばっかり(南区限定。もし札幌に住むなら南区が良いです)行ってる気になりますね。いやはや、進化しないペンパンも皆様に愛されているようで、もはや(そもそも)私より人気者ではないか!有り難いことですね、はい。


そう何度も街に出てもすることもなく、さくっと帰宅。
出発時にイイ感じだった湖がほぼ凪いでいるではありませんか。ということでいそいそと水の上へ。最高のご褒美をいただけました。

良いときに漕ぐ。なるだけ。できる限り美しく漕ぐ。

「職業ガイドになるな」(仕事のときだけ漕ぐガイドにはなるなよってこと。遊べよ。遊びが仕事だろう)とはニセコ・フォレストレック矢吹さんの金言のひとつ。

鍛錬しないと芸事はすぐ錆びますから、飽きずに懲りずに、精進したいです。

2025年4月9日水曜日

4/13(日)は水鏡見学会を盛り立てるべく「昼も夜もごちそうマーケット」苫小牧アイスアリーナに出店します

リンクって年に一度解氷するんですね!!!お声がけいただくまで知りませんでした。なんてロマンティック!

ペンネンノルデ、水鏡見てみたいから出ます。11-14:00。
参加を決めてみたら、大好きな「レンドンバーガー」(小樽のキッチンカー、激ウマ)さんがいたし、新十津川の天才・田んぼのおやつさんも来るし、のんびり楽しめそうです。

皆様のお越しをお待ちしております。


 

2025年4月7日月曜日

花屋さんとはるカヌー フラワーデコレーションコモコ

雨と雪のあわい、くもり、静穏の支笏湖を当てました。


ここ数年は「キビタキヒュッテ」(岩見沢)のキタさんによる森歩きに熱心に通うお花屋さんcomoco】(江別)が水の上に、ついに、ようやっと。



イベント時(よくご一緒する)や、支笏湖ご来店時など、ご夫妻それぞれから会うたびにカヌーツアーに関するあれこれを水面下で聞かれ続けたので、
いよいよ漕ぎ出すのか!と個人的達成感がすさまじく、非常に感慨深いいツアーでしたとさ。

とりあえず、乗ってみたらいいのです。