確かアラスカでは「サワードウ」と呼ばれるのが真の頼もしい者的意味がありそう呼ばれるのは誇りであるとか何かの本で読んだ。
最近読んだ発酵本にサワードウパンなんての見つけてしまい、アラスカに羨望している私はこれっきゃないと挑戦しようとしたらパンの先輩にたしなめられた。
酸っぱいパンは好きくないのよ、と。
なるほど、さいですか。フロンティアへの道は険しい。
まー、初心者ですしね、スタンダードのレーズン酵母を醸してみている。
二日目の朝から、ふたを開け揺り動かす。自然、おはようと声をかける。
変化を観察するだけで楽しい。かわいい。
ザワークラウト(キャベツの乳酸発酵。にんにくを加えたら好みの味になったよ)もだが、発酵は、慈しむことなんだな。育てるも近いか。
発酵、燻製、焙煎。
寝かせる、とか仕込む、とか時間のかかるマイペースな作業が性に合う。独りよがり。
しかし、カヌーはひとりではやれないのに好きなまま。出会いでしかない。感謝。
しかし、発酵は忙しい気持ちでは向き合えない。
昔、たかこに「パン屋になりなさい(そしたら店手伝うから。‥というか自分が手伝いたいから店やれというリクエストにも聞こえた)」と謎によく言われた。
東京富ヶ谷の天然酵母の名店ルヴァンのパン教室にもどうやら私は行かされていたらしい。
昔からふかふかのパンはNGであった。炭酸も。玄米だったらしい。意識高い親だ。複合汚染もきっと父は読んだろう。
洗脳の賜物か、何故か私はめぐりめぐって、醸し始めた。
子育て、親の言霊って恐ろしいというお話でした。笑
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