2019年12月8日日曜日

2019/12/6米国と北海道を変えるママたち~遺伝子操作食品と農薬、その表示~@札幌市教育文化会館大ホール


先日、「食と環境を考える札幌国際講演会」へ。



国を変えるのは難しい。
消費者として、小売店から攻めているアメリカ(ゼンさん)と日本(神聡子さん/小樽)のおかーちゃんたちのお話。
講演中の写真撮影OKということで、内容が気になる方は写真見てみてね↓







たまたま、最近読んでいた本がコチラ↑『タネと内臓』吉田太郎著。
この本の中に、アメリカのすんごいおかーちゃんということで、ゼン・ハニーカットさんについて紹介されていた。
調べてみると、ちょうど今ジャパンにいるではないの。しかも札幌も来てくれるんかい。ということで向かったわけです。

リンク先
・ゼンさんの立ち上げた組織:「マムズ・アクロス・アメリカ」
・ゼンさん何者?:遺伝子組換え食品から子どもを守る! 全米各地で動き出したママたち|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア



ーーーーー【感想とか】ーーーーー
会場は、かつての市民活動を思い出す熱気。
金曜日の17:45~ということで、働き盛りの若者たちはあまり見かけず。


日本の農薬使用量は世界二番目。中でも北海道は国内一。


世界は脱農薬、グリホサート。有機へ向かっている。
一位の韓国も今では、無農薬・有機農家は日本の20倍だそう。
GMO遺伝子組換え(Genetically Modified Organism:GMOやネオノコチノイドの規制も設け、学校給食は無償でオーガニック食材。

日本でも自治体ごとにだが動いているところはある。(千葉県いすみ市、東京都世田谷区等)
等等フットワークの軽いイギリスやフランスなどの海外の実情と日本の現状に泣きたくなる

が、説明しきれない分は写真見てね。

国が表示しないなら私達が表示するわ!と、マムズアメリカラベル等も。
農薬使用農家さんには「農薬やめたら買うよ、宣伝するよ」と説得。
諦めない壁の乗り越え方がとにかくかっこよい。


ゼンさん語録
Why not you?(どうして君じゃないの?)
Why not me?(どうして私じゃないの?)
愛することってやめられますか?
(やめられないから、行動に移るわけです)

この頃読んでいる本内で、救いの無さに困り果てていたが、危機意識を持っている先人たちは既にいる。この講演にも87の賛同団体。

農薬の生体濃縮は自分より自分の子供に色濃く出る。
薄まりそうな気がするのにね。残念かなどんどん酷くなる。
未来に健やかなタネを残すのは今の大人の「仕事」。
生きること、食べること、目をそらさずにさらに本気で考えます。



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