2016年6月14日火曜日

雨をなすりつけて

all day long、雨。

CARAVAN、SPACE土CHANT、BEGIN‥
‥セットリストの流れを確かめながら一日店。
たまに懐かしのあんな唄も流してみたりしながら、むっつりDJごっこを楽しんでいる。

外で遊ぶときに音楽はいらないが、一人の店では唯一の味方。

二日雨が降れば、太陽を忘れる。忘れないように、晴れの日の写真であたたかさを思い出す。


緑が生き生きとする雨も大事。しかし、寒いのは困る。

今日の雨のお客さまはなおきさんとなおさんのお知り合い。

「緑」と「縁」は似ている。
一度しか出会わない人、一度も交わらない人。気になる人。どうでもいい人。何度も出会う人。いつもそばにいる人。遠くにいる、幸せであってほしい人。
出会う人にしか、ぼくらは出会えない。出会ったとしても、相容れずにすれ違うこともある。出会いたい人に本当に出会えているのか。それでいいのか?目を逸らす人も多い。幸せは様々だ。人はどうでも、ぼくはごまかさないと言いながら、あるところでは一番ごまかしているのかもしれない。

出会う奇跡にも、こうして一日雨でも降って少しゆとりが生まれなければ思い至ることもなく通り過ぎる。
個人の感情なんてのに、たいして意味もない。
それもそのはず。何がどうしてこうなっていて、今いるここにどうやってたどり着いたのか、さっぱり覚えていない。

ただ、いる。ただ、在る。

向かうべきところへ、収まるべきところへ、ただ、向かうだけ。

行動で、存在で応えるのがいちばん、十分じゃないか。

理屈からも、言葉からも、堅苦しい定規や既成概念、普通、世間・常識‥そういうので測られるために生まれたわけじゃない。むしろ、ぶち壊してやれといつも思っている。
残念ながら分かってしまう。手に取るように。人の気持ち。痛いくらいに。分からないふりだってしてしまう。
なれもしないただの人間というやつを馬鹿にしながら、同時に焦がれる。最大なる矛盾。


二日太陽を浴びないとくだらない言葉遊びで発散せざるを得ない。‥うふふふふー!

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