三角みづ紀さんのエッセイ『とりとめなく庭が』を読んだ。
どうやら【詩人】という肩書は
「厳密には生き方であって職業ではないのだろう。」
と。
「生き方であるから生きているだけで詩を書いているのが詩人という存在。」
【カヌーガイド】というのも答えがない、正解のない肩書であり、つまり、生き方であって職業ではないのだろう。
職業ガイドになったら終わりだって大センパイも言っていた。
そして、ものすごいものに出会ったときには‥
「歓声をあげるでもなく、興奮するでもなく、ただひたすらに風景を受けとめる。」
「自分はつまらない人間だなあと思うも、詩人だから仕方ない」
ぼくは詩人ではないが、
やはり、すごいものに出会ったとき、その場で咀嚼できない。
詩人ではないから、仕方ない理由がないのだが仕方ない。
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