『禁断の果実―女性の身体と性のタブー』
リーヴ・ストロームクヴィスト/訳 相川千尋
ここ数年の漫画の中でぶっちぎりの超coooolな作品をとりあえずサクッとご紹介。
とにかく、なんだか、すごい。スウェーデンすごい。これを日本に持ち込んでくれた方もすごい。是非。
鹿児島のクレイジーな店 Gomi Konton Storeのクレイジーな店主が唸っていたクレイジー本はスウェーデン発、フェミニズム・ギャグコミックでした。
フェミニズムの意味も知らず、フェミニンって?程度だが、絵もイケてるし、スウェーデンジョークイケてるし、面白いし、タメになる。
とにかく、色々刷り込まれているようだ。イヤだなあ。
性的二元論はしかし、たった18世紀末からのお話らしい。それまでは同じとされていた男女の身体は支配・管理のご都合主義的観点から?男女は正反対の、異なる、補完し合う存在とされ、今に至る。
男尊女卑。身体的にも精神的にも白黒の単純なお話では本来ないのだが。
どこもかしこもご都合主義がまかり通っていて、いつの間にか何の疑問も感じずに暮らしていく。イヤだなあ。
19世紀以前の世界の方がすべての人にとって生きやすいんじゃないか?
あとがきの著者の言葉が素敵だったので引用。
「絵を描く時にものすごくうまく描く必要はないのだ。」
「DIY文化を我が物とせよ、‥誰かに出版してもらうのを待つのではなく、自分でやりなさい。最初は完璧主義になりすぎないこと。そして、とくに大切なのはやめないことです。」
‥いえっさー!
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