暑さを一ミリだって感じない気温に帰る。夢のような数日が確かであることは今回は確実。
夢から夢へ帰る。
最近支笏でよく話題に出ていた「首都高」。
‥カーチェイスか!
人も場所も物事はすべて多面体であり、一点にのみ留まっていると、嫌でも、意識してはいても、その場に馴染むように人はできている。慣れ。これが人の最大の長所にして短所。
その場での「当たり前」はどの程度他の場所で通用するのか、本当に「当たり前」なのか?世間の多数決の結果はどうでも、どちらが自分には快適か?
自分の心を見失いたくない。誰にも惑わされたくない。「暮らし」でinsideをとことんまで掘り下げて、「旅」は手足も思考もoutside。
電車に乗った途端、声のトーンを気にし出す自分に気付く。普段いかに声量を気にせず唄えているかを知り、健やかに笑えている日々に感謝と共に、場所や雰囲気に思いっきり飲まれて感応してしまう自分に若干の失望。
どちらも大事。バランスバランス。しかし、どの世界も等しく狂っていることを目の当たりにした気がする。
ぼくら人間は狂っている。それも当然。というか、狂った世界において、むしろ、それが健全かもしらん。
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