七月のような六月。あたたかいと人の動きが大きくなる。
いつものように人は入るが、いつもよりもガイドが少ない。ほーりーおじさんの髭は伸びる。夏を前に、もう夏ではないか。
未熟者は忙しさのなかで、文字通りに「忙殺」されて悪態ばかりついている。
そんな、遅くとも20時就寝というお爺ちゃんな暮らしの中、救世主が現れた。
ぼくは、その場限りの当たり障りない関係を量産したいわけでは断じてない。が、数をこなすには、そういう手法にならざるを得ない。そうでないと持たない。大事にしたいのにできない。お金を稼ぐというのは、つまりは、そういうことなのだろう。お金より何より尊ぶべきは、心であるはずだのに。
「お客さん」と「ガイド」?
というか、「人」と「人」。
屋久島で死にかけたその人は、一年越しの三岳を携えてやってきた。
乗れば思い出すからと、いつもの漕ぎ方説明も省略。とりあえず、いきますか。
話の種は、会わない間に起きたいろいろ。
人生の先輩に日々の疑問や思いをぶつける。
ツアー時間では収まりきらない話の続きはまた、モラップでお願いしよう。
ぼくに会いに来てくれる人がたまにいる。その人たちがぼくにとっての救世主。
モラップでキャンプな夜、壊れたラジオのように話続けるあほが必要な方はご一報。
夏は梅酒をロックで、寒い時期はウイスキーお湯割りがいいです。量はいりません。ぼくからは楽しい夜を提供します。なんてほざいてみる。
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