夏は森のように賑やかだった畑も、何もなかった春に逆戻り。
見晴らしがよくなった畑。
寂しくもあり、一つのことをどうにかやり終えた気持ちの良い達成感もある。
晩秋と初春は非常によく似ていて、ぼかあ「冬を飛び越えてこのまま美しい新緑を迎えるのでは?」なんていう錯覚を何度も起こしていた。
勘違いをするのはぼくだけではないようで、先日の川行でnaokiさんが見つけたのは早まって目覚めたフキノトウ。
そそっかしいやつはどこの世にもいるのだなあと、一安心。
畑に行けない間に旬を逃したかもしれないが、最後の収穫は、大きくなったニンジン。
「今まで食べたニンジンの中で一番おいしい!」
とnaoさんが絶賛してくれた。
ぼくはただ種を播いただけなのだけれど、播きさえすれば、感動が生まれる。
何にも分からず、やってみてもやっぱりよく分からず、それでも野菜たちは逞しく自由に育ってくれて、少量ではあるけれど、ぼくらの食卓に野生の味を届けてくれた。
とりあえず、やってみれば、何かが始まる。
見える収穫物は勿論のこと、見えない収穫物も豊作の学びの多い一年でした。
土と太陽と水に感謝。ありがとうございます。楽しませてもらいました。
土の上には暮らしと自由と安心と、ぼくの欲しいものがそろっていたようです。
一方コチラでは氷濤会議が行われておりました。
氷濤まつり制作部長&naokiさん。制作開始まであと一週間ほどとなりました。
誘い文句は「川に行こうよ。」
会わない間を魔法のパドルで埋めるのです。
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