台風8号の影響を酷く受けることはなく、それでもどんよりした日が続いていたもので、
ツアー中に眺めた昨日の空は雨のおかげもあって、とてもきれいだった。
「カヌーはここでしか漕ぎません。漕ぎたくなったらまたお願いします、ね。」
そんなありがたいお言葉は真に受けるに限る。
信じるものは救われる。サケは生まれ育った川の匂いを忘れない。キレイな所には、キレイな人も心も帰るのだ。
少しの時間でフィールド探索。
毎日漕いでいても、やっぱりまだまだ知らないことだらけ。
嬉しくなってしまう。これはウグイの森。いや、水草の森を戯れるウグイの群れ、か。
本当の感動は暮らしの中にある。
ぼくが片付けを終え、クルマに映る空の広さにハッとしたとき、ある川岸ではカヌー馬鹿氏もこの日の空の美しさに見とれていたらしい。
一緒にいると感性が似ていくのか元々なのかは分からないけれど。
ようやっと、本日。
七月もちょこちょこ団体ツアーが入っています。
川の中は日陰が多くていいね。
笑い声とキレイな水とカヌーが沢山。
静かな湖へ少しだけお邪魔してみることも。
昼間にはゲリラ的豪雨が走り去り、午後からはナイスコンディションの雨上がりツアー。
「お久しぶりです、その後はどこかで漕ぎましたか?」から始まったのは、プライベートな常連Sotocafe。
コロコロと変わりやすい天気も楽しみながら、夢のように濃厚なひとときを共有できる幸せったらありません。
「お客さん」と「ガイド」という形式的枠を飛び越えるのがぼくの楽しみなのです。
物語はいつもやっぱり、今年も雨上がり。
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