ご近所さんに声を掛けてもらい、気になっていた映画を観に、市内の公民館へ。
監督の広田奈津子さんは、僕が今お世話になっているところのお知り合いらしい。
まさか、ここで観ることになるとは思わなんだ。
何をしても結局行き着くところは同じ、か。
答えを探し、ティモールを旅する監督と目線がシンクロしていく。
唄がまた良かった。サントラが欲しい。
知らないことが多すぎて毎度泣きたくなるが、投げ出したらいけない。
犠牲の度合いはそれぞれだが、カラクリは同じだ。
無性に帰りたくなったが、はて、僕が踏みしめたい"ふるさと"はどこにある?
沁みた言葉。
「大地を治す」
高知はビキニ水爆実験のことがあり、意識が高いのかもしれない。
隣り合ってはいても他の三県とは、一線を画しているように感じる。
ここは四国唯一、奇人でも生きやすい場所かも。
月一デモにはみんなお金を出して参加して、そこから活動費を捻出しているらしい。めちゃくちゃアットホームな雰囲気だけれど、本気。
ここいらでは語尾に「〜ろ?」「〜き。」がついている。
福島の高校生たちは静かに、確かに主張した。
「原発はいらない。」
拙くても、声が小さくてよく聞こえなくても、彼女らの言葉には本物が宿る。言霊。
続けていけば、もっともっと宿る。
今まで僕は叫ぶことに躍起になっていたけれど、少し前から捉え方が変わってきている。
勿論叫ぶ人も必要だけれど、
今、僕は着実にできることを増やしておきたい。
お金をつくるより先につくるべきものはいくらでもあるはず。じゃない?
ほら、
食べるもの、使うもの、愛するもの、寝るところ‥
どれもつくれる?
否、勿論お金は必要だ。分かってる、ニュアンスだ。
何かのときに、誰かのためになれるように。
役に立ちたい奉仕欲はすべての人に備わっていると、何かで聞いた。
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