2024年2月29日木曜日

①最高のスノーボードを探してogasaka FC157 (2014-15モデル) 歴史あるスーパーカービングマシン

 ボードの師匠から「これどう?」と言われた板、君の名は国産メーカー、
オガサカの名機「FC」。157㌢。
何の略かというと、Full Carve。即ち、カーヴィングに全振りした板だ。

思えば右も左もわからないままに「RIDE」「DH-2」
(長さ:155㌢ ウェスト240㌢、ハイブリッドツイン=ダブルロッカーとも言うそうな)
板を譲ってもらい、安く始められて嬉しくて、他の板に目移りすることなく今日まで乗ってきた。
板のクセ云々分かるのはそこそこになってから。とも思っていた。

初心者時から良い板を買うのもいいと思います。はい。
今更ながら(!)特徴を調べると、結構硬めっぽい。トリック向き(トリックしない、できない)。その時代にしては斬新なる太めの板だったそう。スピードに乗っても安定する。長さや幅などの数値的にはFCに近いような。



FC
「セミハンマー」形状により、有効エッジが長ーい。ハンマーより扱いやすいに違いない。

結果、157はジャスト。違和感なし。元々乗り慣れている長さ。
本当にターンがぐいーーんと、最高に楽しかった。
雪を掴むグリップが凄まじい。特にターン後半の伸びというか、加速感。ツイッターでミニ四駆っぽいと評していた方がいたが、なるほど確かに。マシン感がすごい。永遠にターンしていたくなる。

セミハンマーということで、滑り出しは多少動きが野暮ったくも感じたが、スピードに乗れば乗るほど自在に動け、安定感も増していく妙。
板によって、遊び方が、世界が一変することを、今更ながら知ってしまった。

師匠いわく、この板はカービングの練習に最適。この板でカービングができるようになるとパウダーでも自然と曲がれる腕が身につくらしい。
堅雪◎、春のシャバ雪も楽しいとか。パウダーは向かないとの評が多いが師匠レベルだとパウダーも向いてはないが攻めれなくはないらしい。
道具もそりゃ大事だが、一番大事なのは腕前なんだよなあ。

国産メーカーオガサカ。基本を学ぶには最適解なのではなかろうか。




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