「人はなぜ戦うのか 考古学からみた戦争」中公文庫 2017 松木武彦
こちらの本は父からいつか贈られた。もらった際に読もうと試みたが当時は関心が低かったため、本棚の「未読」コーナーに置いた。
人は何故戦うのか。
紀元前よりの日本列島の歩み。地続きの大陸ではなく、四方を海に囲まれた特殊な環境が育んだアイデンティティ。何事も良きも悪きも。
点と点が線でつながって今に至る。
古墳が何なのか、ただの墓が何だというのか。あまり意味もわからずつまらない授業として見聞してきたが、もったいないことであったようだ。
近畿地方が主に戦国時代の激アツ地なのは、その前からの流れなのだなあ。
近畿地方が主に戦国時代の激アツ地なのは、その前からの流れなのだなあ。
考古学のことは全くよくわからないけれど、松木さんの情熱は行間ににじみ出ていて、ただ情熱のみに走らず分かりやすく描かれていて、とても面白かった。
あとがきで松木さんは「今後は切っても切れない戦争とジェンダーの関係について書きたい」と書いていた。その本はもう出ているのだろうか。出ているならば読みたい。
あとがきで松木さんは「今後は切っても切れない戦争とジェンダーの関係について書きたい」と書いていた。その本はもう出ているのだろうか。出ているならば読みたい。
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