2018年3月2日金曜日

水分増し除雪

午前中いっぱい、今日も除雪。
水分量次第で雪は極上にも最悪にもなる。

ああ、今手元に『雪板』があったならそのへんの丘で楽しめるのに‥

カーリングが面白くて、とりあえず、一投してみたいと目論んでいるがブームっぽいのに乗る風な軽い輩にはなりたくないので一年我慢をしよう。




初めて最初から最後までの展開を見た韓国戦。
ロコ・ソラーレ(太陽の常呂っ子ということらしい)彼女たちはいつでも前向きで肯定的。落ちこんでしまいそうな状況でも唄うように言葉がとにかく軽い。笑ってもいる。相手にはさぞかし不気味だったんじゃない?とは、ほーりー。
限られた時間。どうする?どうする。共感と質問・回答、相談、判断、意思決定、実行。
脳みその使い方。身体の使い方。仲間とのやりとり。マルチな能力が必要。

カヌーもそうだけれど、漕いでる人は皆知り合い、遠くても一人介せば知り合い。世界は狭く、おかげで深い。
ライバルは大概幼馴染だったり肉親関係だったりする、マイノリティスポーツ。

‥ああ、これだったのだ。
ひとりだけれど、ひとりじゃない。

密なコミュニケーション。誰も誰からも責められずに、各人良いパフォーマンスをすることが、チームに伝わって回っていく。
チームだけれど、個人。個人だけれど、チーム。頼るでもなく甘えるでもなく、自立したうえで寄り添う、高め合う。馴れ合いは不要。責任感は愚痴を封じる。
ぼくが考える究極の集合体。

店ができた年、誰に何を指図されたでもないが、これまでのこととか配役・現状を見てガイドとして一歩引くようになった。たっちゃんが南ちゃんになった。
南ちゃんは状況次第でたっちゃんにもなった。
しかし、なかなか気持ちが追いつかない。そりゃそうだ。スコアつけてた人が急にマウンドで三振取りにいき、次の瞬間には自らのスコアをつけている。
そんなことをしようと試みる人もしたい人もできる人もやりたい人も、そういない。

この二年、同世代の仲間が増えた。ぼくらは期待した。
「みんな、社長」みたいにして対等に渡り合えるプロ集団、すごい必殺技を一人ずつが持ったヒーロー戦隊を、ぼくはつくりたかった。
個人としてガイドとしてどうありたいかより、全体として辿りつきたい理想の方があり、知らず知らずそこを目指していたようで、しかし、自分のそういった思いに気づくことすらできなかったようで、
そんなことでは夢は実現するはずもなく、しかし、それを見事に彼女たちは体現してくれていた。
信頼関係に裏打ちされた密なコミュニケーションによるパフォーマンスに心打たれまくって、場外ホーームラン!!

今年は南ちゃんを卒業する気むんむんなので、165キロのストレート投げられるかな。
結局、やりたいことやった者勝ちだね。

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