土日のまつりに一人で挑んだのは思えば初めてだった。
有り難いことにいつも友だちが手伝ってくれてきた。
ヒリヒリするのもよいけれど、とことんまで楽しむにはやはり、一人より、二人。
神はぼくを見捨てなかった。神はぼくに楽しんでほしいらしい。そう、救世主現る。
カヌーツアーは誰でもすぐにはできないが、飲食は生活をしている人ならできる。筋力がなくても、店に立つ体力と笑顔さえあれば。この間口の広さは他に類を見ない。ぼくはいつも狭いところにばかりいってしまうからとてもよい勉強。
どこにこだわるか、どう物事を処理するかは様々で、そういうのもまるまる、楽しい。
皿の物音を立てないようにそっと優しく棚に戻すふっくん。床の汚れが気になってひたすら掃除をするぱくちゃん。鍋の洗い方が徹底している親分。アバウトなぼくは彼らの徹底した仕事ぶりを見て我がふり直しながら今日に至るわけで。
一緒に働くのは楽しい。働きながらいろんな話をちょこちょこするのも楽しい。楽しみながら稼ぐのは楽しい。一石二鳥どころの騒ぎではない。楽しいことは分け合うのがイチバン。
まつりの楽しみ方、向き合い方は様々。
氷濤会場でマイクで売り子したのも楽しかったし、雪の歌をうたいながら除雪するのも楽しかった、スタッフ作業用のフェアリーロードをつくりながらくっちゃべるのも楽しかったし、コーヒーで人波にもまれるのも楽しい。冬のまつりは、何をしてもキツい分、何をしても楽しい。
身体は一つだけという制約がなければいいのになあ。
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