夏の「朝カヌー」は太陽の勝ち。起き出しが早い。
秋の「朝カヌー」はぼくらの勝ち。ツアー中に太陽が目覚める。
左から、ほーりー(メインフィールド:居酒屋)、りょーくん(シュマリ、天塩)、ぼく。
一本目。朝カヌー。
眠気眼のささやき声で挨拶を交わす。
ぽつりぽつり。徐々に徐々に、目覚めていく身体、思考、行動、言葉、表情、仕草‥。
あの時間。素晴らしい朝でした。
化学反応。共鳴。関係性の構築。過程。向き合い方。寄り添い合うこと。どの言葉。どの間合い。どこで笑ってみるか。そぶり。素直に、感じるままに、何よりまっすぐ。
つくりたいものは明確。多分、一人のときにしか到達できないこの質感。温度。ゆらぎ。爆発というより、とろけあい。限られた時間の中で。
やっぱり、ぼくはこの仕事で表現するしかない。この仕事でなら表現できる。イメージを具現化できる。
恋に破れたときも、仕事は裏切らないと唱えながら店と格闘したおかげで今がある。この仕事はぼくをありとあらゆる物事から解放してくれる。
二本目。午前、「体験カヌーツーリング」へ、なおき・大と。同じ枠だが、「ファミリーカヌーツアー」とは明らかに客層が異なる。空気が入れ替わったことを実感。
三本目。午後、お久しぶりすぎる「千歳川ダウンリバー」。ドキドキ。
世界を股にかけたクレイジーな遊び人。話を聞いているだけで旅をした気分。世の中変な人だらけであることにどこかで安心している節もある。まだまだぼくなんざ、フツー。
あちこちで珍妙な体験をしている方から見ても、やっぱり、千歳川の美しさは心に届くものであるらしい。世界の‥千歳川。
いやはや長かった。おかえり、プライベートツアー。
狭く深く何度でも。
この快感をずっとぼくは待ち望んでいたことに気が付いた。さらば、夏。よく耐えた。
サケ。栗ごはん。食べごたえのある秋がやって来る。
欲しいのは、手応え。そう、deep impact!
思いっきり、おののきたい。
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