昨日から吹き始めた秋の風。
昼間は地獄のような大雨、強風、雷。夢のような一瞬が過ぎ去れば、なんて素晴らしい時間。
カヌーを漕ぐために。‥のさらに先の世界。
午前も午後も素晴らしいコンディション、気持ちの良いゲスト。
漕がないカヌー、内なる宇宙・自己とつながる時間。「魔法使い」、かあ。
集合体について去年ほど頭を抱えてはいないけれど、それは型が出来上がりつつある「成熟」では決してなく。むしろ去年よりちぐはぐかもしれないし、しかし、ちぐはぐこそが自然体で、溶け合わない面白みもあるような。
系統は全く違うけれど、いつかの自分を見ている気にもさせられる。
「感謝」の念が発生したのは、ぼくの場合は店だ。店がなければクソガキのまま旅立っただろう。
店を回そうとしてみて、回してみて初めて分かったことが沢山ある。そこには感謝しかなかった。
同じ土俵に立たないことには分かるはずのないことが世の中にはある。
10代のとき、20代なんて同じようなもんだろと馬鹿にしていたけれど、20代になったら10代なんて鼻くそ以下だったわけで。しかし、それは若さ故。若さで許されることは多い。ぼくはそろそろ三十になる。ただの馬鹿では許されない。ガッテンさんは「若いうちはまわりにうんと迷惑をかけろ」と言っていた。かけたくなくてもかけまくっていると思いながら聞いていたけれど、迷惑をかけまくったおかげで感謝の念も生まれまくるというわけだ。
感謝、尊敬。
毎日が当たり前に回ることが当たり前ではないことを肝に銘じ、己の能力を提供することで成長していく。
役割がめぐれば、人は変わる。期待せずに期待すること。これはなかなかどうして難しい。
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