穏やかな春の陽光の中、ようやく漕ぎ着きました。
一番手は未来を担う未知なる可能性だらけの支笏っ子たち。
作業中、ウッドデッキのすき間に落ちたビスを、秘密のマグネットでえいやと拾ってみせると、歓声の嵐。べんべ、すごーい!
そんな幕開け。平和。呑気。素晴らしい。
長いのか短いのか遅いのか早いのか、自分のストロークさえ見失っていましたが。
バックヤードから、昨日までとは別人な店内を眺めながら、なおきさん、ぽつり。
「…ふーん。カヌーがあってパドルがあって、カヌー本があって。分かる人にしか分からない世界だろうけれど、もしこんな店があったら、いいよね。いつも見てるから当たり前になってるけどさ。」
『いや、もし客だったらこんな店あったら最高でしょ。しかも、窓の外は世界一の支笏。』
木屑だらけの作業場にしては、もったいなさ過ぎる佇まい。
誰よりも「店」が喜んでいるように感じました。
ぼくも、この店も、人目に晒されていないと腐るという点では一緒みたいです。ゲーノージンハ歯が命。
生きていていいんだと、思わせてやるからなー。
静かな平日にお越しいただいた皆さま、本当に本当にありがとーございます。
あの店の、初めてのお客さんであったことをいつか誇らしく感じられるような、そんな店にしていきたいと、密かに思います。
基本的には10時~16時が営業時間となります。
定休日は火曜日+α。
今月はもしかしたらやさしい料金価格になるかもしれませんので、気になる方は年越し前にふらりとどーぞ。
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