「ぼくが帰ったら、ここにはもうドアが出来てるんだろうな~」なんてことを言い残してぼくは東京へ。
呑んだくれて帰ったら、なんと、やっぱり、さすが、ないはずの場所に世界にひとつの素敵なドア。
デキるカヌーガイドはドアもつくる。
ないものはつくればいい。
ないものは買う…ためにお金を稼ぐ以外の方程式を持っていなかった若き日の甘ちゃんは、ないものはとりあえずそのへんにあるものでつくってしまう逞しき先輩方の発想や腕に感銘を受けまくった。洞爺湖時代の学びのひとつ。
ついでに、かつて崇拝した友人の言葉。
前例がないならつくればイイ。君が前例になればイイ。
この時期には珍しく凪いだ湖面。ぼくを出迎えてくれたに違いない。口に出したら呆れられるので心のうちで一人悦に入る。
新パドルの漕ぎ味を確かめたいなあと指をくわえつつ、今年最後と思われる引っ越し作業。
いやあ、春の自宅から始まり、今年はよく引っ越した!
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