2015年9月23日水曜日
冥土の土産
さらば、シルバーウィーク!
‥暑い!
店番長、どるふぃん。
千歳川ダウンリバーからの体験カヌーツーリング二本、なおきさん。
ぼくとほーりー、SotoCafe。
今日も満員御礼。ケーキ職人的には焦るばかりではありますが。
青い!
水の上は、ツアーは、同じことの繰り返しなんてありえない。
陸地より顕著で、一瞬間ごとに思考、試行するべきことが多いから、飽きずに続いている。
陸では疎んじられる感性が水を得た魚よろしく、はしゃいでいるのがよく分かる。
「出る杭は打たれる」は水辺では通用しない、むしろ歓迎されるからご安心ください。
感性を潰されたら、人間は終わりだとぼくは思う。
「社会」は、感性どころか生命までぶっ殺すつもりだ。守らなきゃ。急がなきゃ。会いたい人には会っておかないと。
日常に、仕事に殺されそうなら、しがみつかずに逃げた方がいいし、逃げられないなら息抜きにお越しください。少し、呼吸が楽になるから。大丈夫、呼吸の仕方はぼくが教えてあげるから。
気持ち良いとはいえない時代だから余計に、
気持ち良くなってもらいたい、気持ち良くさせたい。
どうしたら感じさせられるだろう。
そんなことばかり、ぼくは考え続けている。
自然とか、数値とか、知識とか、実のところどうでもいい。
大事なのは、目の前の人だけ。こだわりたいのも、こだわり続けることも変わっていない。
時間や風、天気‥
あれこれが限られた中で、
目の前の人とぼくとの間にどれだけのものを築き合えるかな。寄り添えるかな。分け合えるかな。
誰も偉くない。みんな、一緒。ここでなら、不公平も不平等もない。
午後、七十代、初めてのカヌーを手助けがてら。
嬉しそうに、楽しそうに漕いでくれて、「冥土へのいい土産ができた」とにっこにこ。
ああ、あれこれ悶えながらも、カヌーを漕いできて良かったなあ、と。
たかこの母(これもまた素晴らしい人)をカヌーに乗せることはできなかったけれど、なんだか一緒に乗った気分。
大好きな人たちが待ってくれている冥土に行くのも楽しみだ。
夕日は五時半。すぐに暗くなる。
どるふぃんにギターを抱えさせて、デッキで放課後モード。
明日から仕事の人、明日も仕事の人、みんな頑張ってね。
今度はたこやきぱーちーしよう。
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