2014年9月6日土曜日

千歳川源流部カヌー文学

始まるまでは、どうしたものかと頭を悩ます強風。
温泉街側の湖は白波。うさぎがピョンピョン。

始まってみれば、何のこっちゃない。いつも以上に静かな千歳川源流部。


思いを馳せ続けているユーコンを知る方は、かのあ史上二組目。

あまりに穏やかなので、「漕がない」が成立するツアー。
パドルはカヌーの中にしまって、息をひそめて川面に張り出した木々の葉が一枚一枚鏡のように映し出されていく様を食い入るように眺め続ける。

こういうときに、言葉はいらない。
邪魔をしないようにそっとしておくだけ。



どこまでが、水?陸?上?下?
虚構と現実?間をゆらゆら揺れるはカヌー。

居心地がいいはずだよね。

我ながら酔狂なことを言うなあと、自覚しつつぼくなりの解釈を披露すると、

さすが、違いの分かるお客さま。「うまいこといいますね~」、と褒めてくれましたとさ。



最近の発見‥



陸より水の上の方が、ヒトは素直になれrのか、距離が自然と近づくものみたい。

ほらね、ぼくらがいなくても隣同士で笑い声が聞こえてくるよ。


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