冬の洞爺湖・四十三山(よそみやま)にて、スノーシューツアーに参加してきた。
講師は、お馴染み薩摩隼人・福島豪氏。別名、トリ馬鹿。
前半戦は座学で、ダジャレと共に冬ならではの楽しみ方について。
初体験は「ノーライトデザイン」のスノーシュー。
途中には、何と食べ頃のフキノトウ。え、もう春?ちょっと待ってよ。
これは温泉の配管の影響でむきだしになった一部分のお話。
まだ冬だけれど、日は延びて17時でも明るいから何だか嬉しい。この頃は気温も安定して暖かくなっていて、微かながら、しかし確かに春は近づいてきているように感じる。
厳しい冬の最中には待ち焦がれていたぬくもりであるはずなのに、ちょっとまだ早すぎでないかい?まだまだ寒いって言っていたい、まだまだ白い冬を遊び尽くしたいのだがなあ、なんて思ったりしないでもない。
北国の冬はどうしようもなく長いようで意外とものすごく短い。そんなこと言ったら、元々短い夏はどうなってしまうのだろう。
専門学校の後輩にもバッタリ。
狭い世界でどうぞ、よろしく。
思ったよりずっと大きかったパイオニア植物・泥の木の周囲長は、確か2メートル60センチ。
雪がないと歩けないところ、葉っぱが茂っていないから見つけられる冬の生き物の姿や足跡‥
一見静かに見える世界でも、立ち止まり、そっと目をとじれば、
さまざまな生き物たちの息遣いが聞こえてくる。
冬は、静かで、冬は、きれいだ。
スピード過多でコントロール不能状態のまま突っ走っているぼくらヒトに、【冬】は、「どうしてそんなに焦るの?あほちゃうかー」と、問題提示をしているのかもしれない。
見晴らし最高‥というわけではないけれど、四十三山山頂にて。
ガイドしてもらうのって面白い。
ガイディングと人柄は切っても切り離せない。
福島豪氏の魅力は、優しさと安心感にあるとぼくは思う。
ぼくはこの人が好きだ。
はて、ぼくには何があるだろう。
半日たっぷり遊んで、分かったこと。
スノーシューの魅力は、「歩く」よりも「滑る」ところにある。
福島豪氏が言った。
「結局冬は滑ってなんぼ。下ってなんぼってことで。これがあるから、登りも頑張れるんだよね。」
人のつけた踏み跡をなぞるのは楽だけれど、まっさらな雪に自分だけの足跡を残したっていい。
好きな道or未知を選べばいい。別に誰も強要はしないしお願いもしていない。
ぼくはただ、好きなものを集めて暮らしていければいい。
Special Thanks GO FUKUSHIMA‥
★イベント情報はこちらよりキャッチしましたとさ↓
【http://hokkaido.env.go.jp/nature/mat/m_4_4.html】
- 『四十三山自然観察会』 2月23日(日) 9:30集合 15:30解散
- 地域住民を対象に1910年の噴火から100年以上経過した四十三山の冬の自然にふれあうことにより、洞爺湖周辺の自然に対する理解を深め、自然保護思想の普及啓発を図ることを目的とします。
講師:福島 豪氏(とうやBINOCOLO代表・火山マイスター)
<午前> 冬の自然の話 10:00~11:30
場所:洞爺湖ビジターセンター レクチャールーム
<午後> 冬の自然観察(冬の自然・噴火の歴史等) 12:30~15:30
スノーシューを履いて冬の四十三山を散策します。
- ※お申し込み ・ お問い合わせ先:
- 洞爺湖自然保護官事務所
(土日祝日お休み・平日8:30~17:15) - 2月18日(火)までに氏名、年齢、連絡先、スノーシューの持参または貸し出しの希望を電話でお申込みください。定員は20名です。
- ※注意事項:
- 荒天時はビジターセンター館内で火山科学館見学、環境教育を実施予定です。
防寒着、防寒靴、スノーシューを準備して下さい。(スノーシューについては貸し出しできますので貸し出し希望の方は申込み時にその旨をお伝え下さい。)
参加は無料です。
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