2013年4月27日土曜日

2013ツアー初日に「初心忘れべからず」

世界地図が足りない、何もない部屋を毎年彩るタルチョ。

何もないとき、僕は地図を見ています。
大切な人の顔を、一緒に過ごした時間を、お酒を呑みながら語った夜を、あっちにこっちに旅をする。

君は今日も笑っているのだろうか。あいつは誰を‥。
確認なんてしません。不確かなものではないのだから。なんてね。


半年ぶりのツアー。
昨夜も今朝も、この部屋で落ち着きなく過ごした。

去年は何もこわくなかったのに、一体どうしたんだ?こわいのは何でだ?音楽を聞くでもなく聞きながら、ひとりで考えていた。去年と今年は何が違う?

冬のあいだ、いろんなところに行って、いろんな人と、いろんな時間を過ごした。
それを無駄にするわけにはいかない、したくないという気負いと自負。

目には見えないけれど、僕自身が三時間のツアー時間内でつくりたい明確な形。

つくりたいものがある。つくれるかどうかは分からないけれど、ひと夏を注ぎ込むに十分すぎる、人は馬鹿にするかもしれないけれど、僕にはとっても意味のある、高すぎる理想。
たった一度でも、素晴らしい景色を見れたならいいなあ。

ま、そう簡単にこちらのエゴをくみ取ってくれる従順な支笏湖ではありませんから、チャンスは限られます。
できるか分からないことの方が僕にはよっぽど楽しいです。できることはいつでもできるから今やる必要はありません。今ならできるかもしれないことをこそ、やるのです。


冬は女の子に翻弄され、これからは風と波に振り回される季節です。あーだこーだ言いながらも、なんやかんやと好きなのでしょうね。

本日は、恵庭岳をバックに三人カヌーを被写体とする名カメラマンのアシスタントになりました。
いい写真は撮れたかなあ。

名前に僕と同じ漢字を使う少年がいた。同じ漢字は初めてかもしれない。珍しい。
お父さんが、なんでこの漢字にしたかを教えてくれた。


風の中のツアー初日から自らの名前の意味を考えさせられるなんて、今年もドラマだらけのカヌーツアーになる予報。


★怜★ 
《画数》8画
人名漢字
《音訓》レイ・リョウ・レン・あわれむ・さとい
《名乗り》さと・さとし・とき


《意味》
{形}さとい(サトシ)。心が澄んでいて賢い。悟りがよい。〈類義語〉賢。「怜悧レイリ(さとい)」
{動}あわれむ(アハレム)。▽憐レンの俗字として用いる。(平)先韻に読む。


《解字》
会意兼形声。令は、澄みきって清らかな神の命令。冷(つめたく澄んださま)霊(澄みきった神のお告げ)玲レイ(清らかに澄んだ玉)などと同系。怜は「心+音符令」で、心が澄みきったさま。
《類義》
賢 


(「名づけフォーラム」より)

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