朝の会で話を振られたので感謝の挨拶。
「‥しんどいときには、レタスを見てみんなの顔を思い出します。そうしたら頑張れる気がします。‥」
まあそんなニュアンスのことを言ったら、待ってましたとばかりに、コテコテの大阪やんちゃガールが、
「そうそう、みんなの顔を思い出してもらうためにね‥」と、引き出しから取り出したのはラップされたレタス‥ではなく寄せ書き。
たった1ヶ月の僕に、冗談の通じない僕に、何でそこまでしてくれたのだろう。
わからない。分かっていることは、ただ、嬉しかったということだけ。
荷物整理やら部屋の掃除やらをしっかりしたなら、
農場カメラマンを少しやり、ブロッコリーを植えているみんなと何度目だかの最後のさよなら。
またどこかで会えるから、さよならを悲しむ必要はないんだ。
それにしても、どうして夏も冬も出会ったり別れたり忙しなくなってしまうのだろう。
疲れるけれど、惰性で回したくはないからかなあ。
代表に「観音寺」まで送ってもらい、2月とは思えぬ陽光の中、萩原寺でも聴いた心地よい音楽に僕は目を閉じた。
観音寺、ひっそりと高台に、居心地の良い寺。
電車で琴平へ。740円。
昼はうどん屋。
しょうゆうどんセット500円。
コシがある僕好みのうどん。お兄さんも優しい。おにぎりの塩加減と米の炊き具合が絶妙すぎて、危うく泣きそうだった。
何かが終わった味がした。
何かが終わってしまった味との違いは僕の舌では感知しきれない。
その後の話はまたにして、とりあえず、これにて香川農編はおしまい。
ヘタクソな生き方を、気にしてくれてありがとうございます。
香川のアメリカ、高松より。
おやすみなさい。
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