10月はあたたかい忙しさの中で、密かに己に課していたルールを守ることのできない日がちらほらと。
この際だから、公表してしまおう。ルールは、ひとつ。「毎日、書く」
が、しかし、である。
言い訳でもなんでもなく、目の前の“人”を大切にできない人には、何の説得力もない。そう僕は思う。
だから、ルールだけれど、嬉しい違反日ということで。
さ、もう一度、楽しみ尽くしますか。
★10月27日(土)am。
友人のハマ(↓写真右)が、まとまった休みを利用して、電車でちんたら北海道に来るということで。
たまたま、ハマの友人三人もタイミングが合い、カヌーツアーに参加するという話になっていた。
蓋を開けたら‥
ハマ「誕生日おめでとう。ということで、四年ぶりのかずや(↑正面)を連れてきました。」
かずや「‥よっ!」
‥‥えーーーー!!!?
かずやだ。よーこさんもいるし。なんだなんだ?‥あ、初めまして、けんけんさん。よろしくどーぞ。
予期せぬ展開に驚く間もなく、 とりあえず、漕ぎ出した。
久しぶりのベタ凪、快晴。ベストコンディションで支笏湖がみんなを出迎えてくれた。ありがとう。
うわ、みんな、カヌーを漕いでいるぞ。どゆこっちゃ。えらいこっちゃ。てなもんや。
専門学校を三ヶ月足らずで辞めたハマ。居残ったかずやと僕。ハマの絶対的理解者・よーこさん。
2008年12月25日、クリスマス。11月に洞爺湖から戻った僕とハマは、働いていなかった。初めて、ニートになった。
かずやが遠距離恋愛中の彼女に会いに行っていた帰り道、東京駅近くの居酒屋で、ハマと三人、約一年振りに朝まで呑んだ。
その後、僕は体調を崩し、しばらくぶっ倒れ、年の瀬31日に五年?付き合った彼女にフラれていたらしいことに気が付いた。
仕事もお金も彼女も、ないない尽くし。インパクトのある年末だったので、よく覚えている。その時振りのかずやだ。
大好きな場所に、大好きな仲間が、いる。
この光景を僕は忘れません。
幸せすぎた。
コトバのチカラを僕は信じている(信じていたい)けれど、いくらコトバで「好き」とか「大切」だとか、言ったところで、伝えきれないものが、なくなることはなくて。
今、ここに、一緒に、いること。
好きだから、そばにいる、いく。
僕らにとって大切なものは、支笏湖に漕ぎ出して見渡せる人工物の数と同じか、それ以下だ。
生きることは、本来、シンプルなはずなんだ。
だんだん雲が厚くなってきた。
楽しげな表情。笑い声。カヌーって、いいなあ。改めて思った。
僕は午後ツアーへ。
みんなは、旭川やら空港やら苫小牧やらへ散って行きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿